• 60代を迎えた料理応援家の本多理恵子さん。子どもも大きくなり、ひとりの時間も増えたといいます。ひとり時間は自分だけの時間。自分を甘やかしながら、うまく手を抜き、息を抜き、無理なく、ちょうどよくでいきましょう。心と体が元気でいるための、食や暮らしにまつわるエッセイ。今回は、年末年始の料理にもおすすめの「豚肉の味噌漬け焼き」のお話。まいたけの力でお肉がやわらかくジューシーに、味噌を加えることで焼き上がりの香ばしさがグッと上がります。

    年末年始のパーティー料理にもおすすめ!
    まいたけの力でお肉がやわらかくジューシーに

    まいたけの酵素が肉をやわらかくすると聞いて、さっそく試してみました。

    まずは、豚のかたまり肉にフォークで数か所穴をあけ、まいたけと酒と一緒に厚手のジッパー付き保存袋に入れ、6時間ほど保存します。そのあと、調味料を加えてさらに6時間ほどおきます。

    調理はオーブンで焼くだけ。確かに肉はやわらかくジューシーに仕上がりました。

    画像: 冷蔵庫で仕込んで、オーブンで焼くだけ! まいたけの酵素パワーでお肉がやわらかく仕上がります

    冷蔵庫で仕込んで、オーブンで焼くだけ! まいたけの酵素パワーでお肉がやわらかく仕上がります

    調味料に味噌を加えることで、焼き上がりの香ばしさがグッとあがります。仕込んで冷蔵庫にいれておいて、あとは焼くだけなので調理も簡単、さらに、食べきれなかったら小さく切って冷凍保存も可能です。

    私は数日後にチャーハンの具にしておいしくいただきました。凍ったままで調理できます。

    年末が近づき何かと忙しくなります。少しでも調理の手間が省けるのはうれしいポイントですね。

    また、かたまり肉は見た目にもインパクトがあります。生野菜を添えたり、オーブンで焼く際に一緒にじゃがいもやにんじんを焼いて添えれたりすれば、一層華やかになります。

    もちろん、使ったまいたけも一緒に焼いていただくことができます。パーティーシーズンの一品にぜひお役立てください。

    「豚肉の味噌漬け焼き」のつくり方

    画像: 「豚肉の味噌漬け焼き」のつくり方

    材料(つくりやすい分量)

    ● 豚肩ロースかたまり肉400g
    ● まいたけ1パック
    ● 酒大さじ2
    A(調味料)
    ・しょうゆ大さじ2
    ・砂糖大さじ1.5
    ・味噌大さじ1
    ・しょうが(すりおろし)小さじ2

    つくり方

     豚肉にフォークでたくさん穴をあけ、割いたまいたけと一緒にジッパー付き保存袋に入れ、酒を加えて全体を軽く揉んで、冷蔵庫で半日おく。

     に、Aの調味料を加え、冷蔵庫でさらに半日おく。

    画像1: つくり方

     肉を取り出してクッキングシートを敷いた天板で常温にもどし、180℃のオーブンで35分焼く。

    画像2: つくり方

     粗熱が取れたら切る。



    本多理恵子(ほんだ・りえこ)
    料理応援家。1冊目の著書『料理が苦痛だ』(自由国民社)で2018年料理本大賞エッセイ部門を受賞。鎌倉のアトリエで「見るだけ料理教室」を主宰し、全国から累計13000人以上が参加する人気料理教室に(現在は場所が移転)。「ときには料理をやめていい」「面倒なことはしない」と、料理をメンタル面からサポートする考え方が人気を集め、各種メディアにも多く出演。著書に『ようこそ「料理が苦痛」な人の料理教室へ 』(KADOKAWA)、『おもてなしが疲れる: いつもの料理で人を招く』(平凡社)、『めんどくさいがなくなる「明日ラク」レシピ!』(清流出版)、『ごはんづくりの絶望に寄り添うレシピ』(エムディエヌコーポレーション)、『50歳からのひとりごはん』(集英社)などがある。

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    ● ブログ:https://ameblo.jp/caferietta/

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