もんじゃ焼きの人気メニューをアレンジ
「もち×明太子」でさっぱり風味のグラタン
皆さんはもんじゃ焼きをお召し上がりになりますか?
私は以前、東京の月島に住んでいたこともあり、よくいただきました。そのもんじゃ焼きのたくさんあるメニュー中でもとくに人気なのが「もち明太」でした。
それをヒントに今回はグラタン風にしてみました。切り餅があまったとき、ぜひ活用レシピとして参考にしてください。

もんじゃ焼きはキャベツを使いますが、このレシピは白菜を使います。白菜の茎を細く切って使うことで、そこから出る水分と甘さとシャキシャキ食感がちょうどよく全体をまとめてくれます。
ホワイトソースを使った濃厚なグラタンとは一味違いますが、白菜の水分がスープ代わりになって、さっぱりといただけます。お餅も食べやすいように、小さく切るのがおすすめです。

やわらかいお餅と明太子のプチプチ食感がおいしい、ちょっと変わったグラタンです。
耐熱容器や器に全部仕込んでおけば、あとは焼くだけで完成するので、忙しい年末には助かるのではないでしょうか? お餅を使うことで腹持ちも良く、これだけでメインメニューにもなります。
明太子は少量なので辛さはほとんど感じませんが、辛いのが苦手な方は代わりにたらこをお使いください。牛乳の代わりに豆乳でもおいしくできます。
個人的にはたっぷりと細切りののりを乗せるのが好きです。冷えてお餅がかたくなったら、レンジで1分程加熱するといつでも熱々がいただけます。
「明太もちチーズグラタン」のつくり方

材料(1人分)
| ● 切り餅 | 1個 |
| ● 明太子 | 1/2腹 |
| ● 白菜(芯の部分) | 100g分 |
| ● コンソメ(顆粒) | 小さじ1/2 |
| ● 牛乳 | 大さじ1 |
| ● ピザ用チーズ | 30g |
つくり方
1 耐熱容器に白菜の芯を細切りにして入れ、その上に細かく切った餅をのせる。

2 皮を除いた明太子と牛乳とコンソメを混ぜ、餅の上からかけてチーズをちらす。

3 230℃のトースターで10分焼き、お好みで細切りののりをのせる。
本多理恵子(ほんだ・りえこ)
料理応援家。1冊目の著書『料理が苦痛だ』(自由国民社)で2018年料理本大賞エッセイ部門を受賞。鎌倉のアトリエで「見るだけ料理教室」を主宰し、全国から累計13000人以上が参加する人気料理教室に(現在は場所が移転)。「ときには料理をやめていい」「面倒なことはしない」と、料理をメンタル面からサポートする考え方が人気を集め、各種メディアにも多く出演。著書に『ようこそ「料理が苦痛」な人の料理教室へ 』(KADOKAWA)、『おもてなしが疲れる: いつもの料理で人を招く』(平凡社)、『めんどくさいがなくなる「明日ラク」レシピ!』(清流出版)、『ごはんづくりの絶望に寄り添うレシピ』(エムディエヌコーポレーション)、『50歳からのひとりごはん』(集英社)などがある。
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