• 60代を迎えた料理応援家の本多理恵子さん。子どもも大きくなり、ひとりの時間も増えたといいます。ひとり時間は自分だけの時間。自分を甘やかしながら、うまく手を抜き、息を抜き、無理なく、ちょうどよくでいきましょう。心と体が元気でいるための、食や暮らしにまつわるエッセイ。今回は、「明太子パスタ」のお話。ソースをつくってパスタにあえるだけだからとっても簡単! 明太子ソースはパスタのほか、トーストやポテサラなどにも使えて便利です。

    あらかじめソースをつくっておけるから、失敗なし!

    忙しい年末年始でもパッとつくれて、手軽に食べられるパスタをご紹介します。

    はじめに、ボウルにソースをつくっておいて、あとは、ゆでたパスタを混ぜるだけ。なんといってもお手軽ポイントは、パスタをゆでながら、あせってフライパンでソースをつくらなくても良いこと。

    パスタの失敗は、仕上がりのタイミングにあせってソースをこがしたり麺をゆですぎたりしてしまうことがほとんどです。さらに、そのタイミングで味見をしながら調味料を加えていくと、なぜか味の迷子になりがちです。

    その点、この明太子ソースはあらかじめつくっておくので安心です。また、冷蔵も冷凍も可能で、冷凍の場合は、半解凍くらいで熱々のパスタを混ぜれば完成します。

    画像: あらかじめソースをつくっておけるから、失敗なし!

    トーストに塗っても、じゃがいもに混ぜてもおいしい

    このソースは、パスタだけではなく、パンに塗ってトーストにも使える便利なソースです。ゆでたじゃがいもに混ぜれば、明太子ポテサラにもなります。

    今回は、油分をオリーブオイルにしましたが、バターに変えると、さらにコクのある仕上がりになるので、お好みでお試しください。少しマヨネーズを加えて、マイルドにするのもおすすめです。

    具が欲しいという場合は、パスタのゆで上がり2分ほど前に、ひと口大のブロッコリーを一緒にゆでて、水切りしてからあえてみてください。彩りも鮮やかで、食感も楽しい、ブロッコリー入りの明太子パスタになります。

    「明太子パスタ」のつくり方

    画像: 「明太子パスタ」のつくり方

    材料(大きめ2個分)

    ● パスタ80g
    ● 明太子1腹
    ● 麺つゆ(3倍濃縮)小さじ1
    ● オリーブオイル大さじ1
    ● 塩こしょう少々
    ● きざみのり適量
    画像: 材料(大きめ2個分)

    つくり方

     ボウルに明太子をほぐし入れ、麺つゆとオリーブオイルを加えてよく混ぜておく。

    画像1: つくり方

     ゆでたパスタを加えて全体をからめ、塩こしょうを加えてさらに混ぜてから盛り付ける。

    画像2: つくり方

     お好みでのりをのせる。



    本多理恵子(ほんだ・りえこ)
    料理応援家。1冊目の著書『料理が苦痛だ』(自由国民社)で2018年料理本大賞エッセイ部門を受賞。鎌倉のアトリエで「見るだけ料理教室」を主宰し、全国から累計13000人以上が参加する人気料理教室に(現在は場所が移転)。「ときには料理をやめていい」「面倒なことはしない」と、料理をメンタル面からサポートする考え方が人気を集め、各種メディアにも多く出演。著書に『ようこそ「料理が苦痛」な人の料理教室へ 』(KADOKAWA)、『おもてなしが疲れる: いつもの料理で人を招く』(平凡社)、『めんどくさいがなくなる「明日ラク」レシピ!』(清流出版)、『ごはんづくりの絶望に寄り添うレシピ』(エムディエヌコーポレーション)、『50歳からのひとりごはん』(集英社)などがある。

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    ● ブログ:https://ameblo.jp/caferietta/

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