あらかじめソースをつくっておけるから、失敗なし!
忙しい年末年始でもパッとつくれて、手軽に食べられるパスタをご紹介します。
はじめに、ボウルにソースをつくっておいて、あとは、ゆでたパスタを混ぜるだけ。なんといってもお手軽ポイントは、パスタをゆでながら、あせってフライパンでソースをつくらなくても良いこと。
パスタの失敗は、仕上がりのタイミングにあせってソースをこがしたり、麺をゆですぎたりしてしまうことがほとんどです。さらに、そのタイミングで味見をしながら調味料を加えていくと、なぜか味の迷子になりがちです。
その点、この明太子ソースはあらかじめつくっておくので安心です。また、冷蔵も冷凍も可能で、冷凍の場合は、半解凍くらいで熱々のパスタを混ぜれば完成します。

トーストに塗っても、じゃがいもに混ぜてもおいしい
このソースは、パスタだけではなく、パンに塗ってトーストにも使える便利なソースです。ゆでたじゃがいもに混ぜれば、明太子ポテサラにもなります。
今回は、油分をオリーブオイルにしましたが、バターに変えると、さらにコクのある仕上がりになるので、お好みでお試しください。少しマヨネーズを加えて、マイルドにするのもおすすめです。
具が欲しいという場合は、パスタのゆで上がり2分ほど前に、ひと口大のブロッコリーを一緒にゆでて、水切りしてからあえてみてください。彩りも鮮やかで、食感も楽しい、ブロッコリー入りの明太子パスタになります。
「明太子パスタ」のつくり方

材料(大きめ2個分)
| ● パスタ | 80g |
| ● 明太子 | 1腹 |
| ● 麺つゆ(3倍濃縮) | 小さじ1 |
| ● オリーブオイル | 大さじ1 |
| ● 塩こしょう | 少々 |
| ● きざみのり | 適量 |

つくり方
1 ボウルに明太子をほぐし入れ、麺つゆとオリーブオイルを加えてよく混ぜておく。

2 ゆでたパスタを加えて全体をからめ、塩こしょうを加えてさらに混ぜてから盛り付ける。

3 お好みでのりをのせる。
本多理恵子(ほんだ・りえこ)
料理応援家。1冊目の著書『料理が苦痛だ』(自由国民社)で2018年料理本大賞エッセイ部門を受賞。鎌倉のアトリエで「見るだけ料理教室」を主宰し、全国から累計13000人以上が参加する人気料理教室に(現在は場所が移転)。「ときには料理をやめていい」「面倒なことはしない」と、料理をメンタル面からサポートする考え方が人気を集め、各種メディアにも多く出演。著書に『ようこそ「料理が苦痛」な人の料理教室へ 』(KADOKAWA)、『おもてなしが疲れる: いつもの料理で人を招く』(平凡社)、『めんどくさいがなくなる「明日ラク」レシピ!』(清流出版)、『ごはんづくりの絶望に寄り添うレシピ』(エムディエヌコーポレーション)、『50歳からのひとりごはん』(集英社)などがある。
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