• 60代を迎えた料理応援家の本多理恵子さん。子どもも大きくなり、ひとりの時間も増えたといいます。ひとり時間は自分だけの時間。自分を甘やかしながら、うまく手を抜き、息を抜き、無理なく、ちょうどよくでいきましょう。心と体が元気でいるための、食や暮らしにまつわるエッセイ。今回は、「冬野菜とえびのリゾット」のお話。生のお米を野菜のだしで煮込んだ、滋味深い味わいです。

    疲れた胃腸にやさしい「冬野菜のリゾット」

    新しい年を迎えました。クリスマスからお正月にかけてイベントが続き、食べすぎ飲みすぎでお疲れの方も多いのではないでしょうか?

    今回は生米を使い、野菜と一緒に煮てつくるリゾットのご紹介です。米を洗わずに使いますが、気になる方は、炒める直前にサッと水で流すか、無洗米をお使いください。普通のお米でも無洗米でも、水加減はレシピ通り同じです。

    生米から煮ることで、しっかりとスープを吸いこみ、アルデンテに仕上がります。おじやとはまた違った食べ応えです。

    おいしく仕上げるコツは、最初にしっかりと米が透き通るまで炒めることです。こげつく手前まで、3分程度きちんと炒めてください。

    また最後の工程で、粉チーズとかぶの葉を加えてからおよそ2分を目安に煮込みますが、お米のかたさのお好みで味見をしながら時間を加減してください。

    画像: 粉チーズと白だしで滋味深い味わいに

    粉チーズと白だしで滋味深い味わいに

    葉も使って‟彩りと食感”をプラス

    野菜はかぶと大根を使いましたが、どちらかひとつでもかまいません。かぶは煮込めばやわらかく、甘さが引き立ちます。大根は部位によっては、独特の辛味がアクセントになります。

    彩りと食感のために、ぜひ葉っぱもむだなく使ってください。葉っぱは小口切りにして冷凍保存しておくことも可能で、凍ったまま調理に使えます。

    えびは乾燥えびでも代用可能です。ベーコンやウインナーを使っても良いと思います。

    仕上がりは白だしと粉チーズだけとは思えぬほど滋味深く、おなかにもやさしい一品です。ぜひお試しください。

    「冬野菜のリゾット」のつくり方

    画像: 「冬野菜のリゾット」のつくり方

    材料(2人分) ※調理時間:約25分

    ● 生米1合
    ● オリーブオイル大さじ1
    ● かぶ(皮をむき1cm角切り)1個(約80g)
    ● かぶの葉(小口切り)適量
    ● 大根(皮をむき1cm角切り)5cm分
    ● えび(殻をむいて1cmに切る)4尾(乾燥えびの場合は大さじ1)
    ● 熱湯350mL
    ● 白だし(10倍濃縮)50mL
    ● 粉チーズ大さじ1
    ● ブラックペッパー適量
    画像: 材料(2人分) ※調理時間:約25分

    つくり方

     フライパンにオリーブオイルと、生米、かぶ、大根、えびを入れて中火で米が透き通るまでしっかりと炒める。

    画像1: つくり方

     熱湯と白だしを加えて少し火を弱め、ふたをして10分煮込む(途中、2~3回よく混ぜる)。

    画像2: つくり方
    画像3: つくり方

     かぶの葉と粉チーズを加えて全体を混ぜ、再度ふたをして2~3分煮込む。

     器に盛り、ブラックペッパーをふりかけて完成。



    本多理恵子(ほんだ・りえこ)
    料理応援家。1冊目の著書『料理が苦痛だ』(自由国民社)で2018年料理本大賞エッセイ部門を受賞。鎌倉のアトリエで「見るだけ料理教室」を主宰し、全国から累計13000人以上が参加する人気料理教室に(現在は場所が移転)。「ときには料理をやめていい」「面倒なことはしない」と、料理をメンタル面からサポートする考え方が人気を集め、各種メディアにも多く出演。著書に『ようこそ「料理が苦痛」な人の料理教室へ 』(KADOKAWA)、『おもてなしが疲れる: いつもの料理で人を招く』(平凡社)、『めんどくさいがなくなる「明日ラク」レシピ!』(清流出版)、『ごはんづくりの絶望に寄り添うレシピ』(エムディエヌコーポレーション)、『50歳からのひとりごはん』(集英社)などがある。

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    ● Voicy:@cafe.rietta
    ● ブログ:https://ameblo.jp/caferietta/

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