• 「50、60代は行きたい場所に自由に旅に出るのにちょうどいい時期」と語るのは、旅好きとして知られる漫画家、ひうらさとるさん。仕事を続けながら旅を楽しむワーケーションのコツを伺いました。今回はホテル滞在が仕事に向いている理由について。
    (『58歳、旅の湯かげん いいかげん 』より)

    実はホテルは仕事向き!50代からの旅行におすすめのワーケーション術

    「ワーケーション」、つまりリゾート地や帰省先、地方などで休暇を楽しみつつ仕事もするという形も、意外と居心地がいいと感じています。

    ここでは、ホテルでの滞在がいかに仕事に向いているかを、とある日の私のタイムスケジュールからお話ししようと思います。

    まず朝は5~6時頃に起床します。そして起きたらすぐに仕事をスタート。

    ホテルなら大抵ベッドのすぐそばにデスクがあり、私はそこに仕事用のiPadを広げたまま寝てしまっていることも多いので、文字通り起きたらすぐに、なんならパジャマのまま仕事を始めることができるのです。

    大抵のホテルなら、そばにお茶を入れられるセットなども置いてありますから、ときどきお茶を飲みながら、朝の集中力を最大限に生かして数時間作業を進めます。

    画像: 旅好きの漫画家・ひうらさとるさん

    旅好きの漫画家・ひうらさとるさん

    余計なものがない空間で、仕事に集中

    ホテルには余計なものがありませんし、自宅のように掃除をする必要もないので、仕事が結構捗るんですよね。実はホテルは仕事向き!

    切りのいいところまでできたら、次はバスタブにお湯を張って、お風呂の準備をします。

    パジャマのままだったりすると、だんだん足先も冷えてくるので、ここでいったんお風呂で温まろうというわけです。ホテルは空調も効いていて空気が乾燥しがち。お風呂を入れることでほどよく加湿することもできます。

    お風呂から出たら、今度はメイク。出かける予定が夕方だったとしても、ここでメイクしておけば、あとは時間を気にせず仕事に集中できます。

    チェックアウトの日も、同じように、朝風呂後、すぐにメイクしておけば、さっさとメイク道具をスーツケースにしまえて効率的です(私は最後にメイク道具をしまおうとして、入らなくなることも多いので)。

    身じたくが終わったら部屋や洗面所を軽く片付けます。寝具を整えたり、取り替えてもらいたいタオルをまとめたり、バッグの中身を整理して、ゴミを出したり……。お掃除サービスに入ってもらう際も、ものが少ないほうがきれいにしてもらえますから。

    その後は再び、その日の約束がある時間まで仕事を続けます。日によっては、午後すぐに出かけてしまうことも。そして夜はもう、仕事はしません。外出を楽しんだり、食事を楽しんだり、旅先ならではの時間を過ごします。

    「仕事はできる分だけ」がワーケーションのルール

    ワーケーションのルールは、「仕事はノルマを決めずにできる分だけやる」

    1日に何枚などの数量のノルマを決めてしまうと、私はなかなか楽しめないので、多少生産性が下がっても、これで良し

    だいたいのスケジュールはGoogleカレンダーで管理しているので、旅の前後で微調整しながら、旅行中の仕事の予定は余裕を持って立てるようにもしています。
    さらに「友達や家族との時間を優先する」

    ワーケーションのデメリットは仕事なのか、遊びなのか区別がつきづらいこと。でも、家族や友人との旅行なら「楽しむこと」を最優先にしたいものです。

    だから、仕事がなんとかできるなら、基本は家族や友達との時間を優先に。スマホも極力さわらず、仕事の返信などもなるべく後にまとめてやるようにして、旅行の雰囲気は壊さないようにしています。

    ひうらさとるさんの旅先でのある日の24時間

    5時半 起床。家族が寝ていても、しばらく仕事
    7時 家族と共に朝食
    8時 家族は観光へ。自分は仕事
    11時 入浴・メイク
    13時 家族と合流してランチ
    14時 家族と共に観光
    18時 友人たちと食事
    20時 ホテルに戻る
    21時 英語の学習、読書など
    22時半 就寝

    〈撮影/山田耕司〉

    * * *

    『58歳、旅の湯かげん いいかげん』(ひうらさとる・著/扶桑社)|amazon.co.jp

    『58歳、旅の湯かげん いいかげん』(ひうらさとる・著/扶桑社)

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    大人気漫画家が教える50代からの旅の楽しみ方
    ドラマ化して話題となった『西園寺さんは家事をしない』『ホタルノヒカリ』など数々のヒット作を手がけた漫画家・ひうらさとるさんは、自他ともに認める旅行好き。家事や育児がひと段落し、「旅行に行きたい!」と思ったときに、つい二の足を踏んでしまいがちな同年代に向けて、旅を楽しむためのヒントや実践している工夫を教えます。若い頃の体力頼みの旅とは違う、大人世代ならではの「疲れない」、豊かな旅の楽しみ方が満載。旅先に持って行くグッズやファッションアイテムの紹介、ひうらさんが暮らす兵庫県城崎温泉のミニガイドも収録しています。


    ひうらさとる
    漫画家。1966年、大阪府生まれ。1984年、「なかよしデラックス」(講談社)に掲載された『あなたと朝まで』でデビュー。代表作『ホタルノヒカリ』(講談社「Kiss」2004~2009年)はドラマ化や映画化を果たし、恋愛を面倒くさがる主人公・雨宮 蛍のライフスタイル〝干物女〟は「ユーキャン新語・流行語大賞(2007年)」の候補に。2024年、『西園寺さんは家事をしない』(講談社「BE・LOVE」2021~2024年)がドラマ化。音声プラットフォーム「Voicy」で「ひうらさとるの漫画と温泉」を配信するほか、SNS、YouTubeでも旅や日常を発信。
    Voicy:ひうらさとるの漫画と温泉



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