(『58歳、旅の湯かげん いいかげん 』より)
50代からの旅のおみやげは、「顔が浮かぶ人だけ」と割り切る
最近韓国に行った際には、私がよくお世話になっている、飲食店のみなさんの顔を思い浮かべておみやげを買いました。
地元の食材を生かす料理を研究していて、世界の食文化にも興味があり、いつも新しいものを探している人たち。
みなさんの顔を思い浮かべておみやげを探していたら、現地の友達がタイミング良く教えてくれたお店がありました。
それは、韓国の有名人の間でも話題だという「ゴールデンピース」というお店。
韓国には「薬菓(ヤックァ)」という伝統的なお菓子があるのですが、これを現代的にアレンジしたものがこちらのお店で大ヒットしているということでした。
「予約しないと買えないよ」と言われたのでしっかり予約し、無事に手に入れました。このお菓子がパッケージも含めてとても可愛くて!
「このまま持ち帰ったら、みんなで話題にできそう!」とワクワクしながら持ち帰りました。

旅好き漫画家・ひうらさとるさんに聞くおみやげ選びの基準
案の定、とても喜んでもらえ、韓国で今はやっているものなどカルチャートークにも花が咲き、とても良い時間が過ごせました。
「この人だったら、こんなふうに楽しんでくれるかも」というのが想像できる相手に狙いを定めて買うことが、お互いのためにも良い気がします。
ほかにも、私が旅先で買って、喜ばれたおみやげをまとめてみました。良かったら参考にしてください。
ひうらさとるさんが旅先で買って喜ばれたおみやげ3選
「ヨーロッパ」みやげはスーパーで買えるPB商品や食材
フランスに行ったときのおみやげでは、スーパーマーケットチェーン「MONOPRIX(モノプリ)」のロゴが入ったカラフルなエコバッグが喜ばれました。かさばらないのは持ち帰りにもラク(笑)。
また、フランスではスーパーで売っているバターの種類が豊富で、日本よりずっと安価。ただ、向こうにはあまり保冷バッグの習慣がないので、保冷剤は日本から持参して持って帰ってきます。
「アジア」は日本メーカーの現地限定の食品
リクエストされておみやげに買ったことがあるのが、無印良品が現地限定で販売している食品。日本に帰って、みんなでワイワイ試食するのも楽しかったです。
また、海外でレトルト食品を買う場合は、「カップヌードル」など、ある程度味の見当がつく、馴染みのあるブランドやメーカーのものだと大失敗は少ない気がします(「タイでしか売っていないカップヌードル」など)。
韓国は「ここでしか手に入らない」美容アイテム
韓国といえばもちろん美容グッズやコスメですが、狙うべきは美容クリニック専売品のクリームなど、現地でしか手に入らないもの。
韓国コスメは「Qoo10」などのネット通販のほうが安いことも多々。以前、オフ会で配る用に韓国でパックを買ったら、同じものが心斎橋のドラッグストアに売っていてがっくりしたことがありました(ちょうど買い足したかったから良かったのですが……)。
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また、スイス、フランスの美術館をめぐったときは、留守番の夫に、行く先々の美術館でゴッホやダ・ヴィンチなどの名画の靴下を買っていったこともありました。ミュージアムグッズやマグネットなどテーマを決めるのもおもしろいかもしれません。
最後に、おみやげ周りで注意すべきは、お酒でしょうか。
お酒の味わいは、その土地の気候が大きく影響しているように思います。暑い国で美味しく感じたビールが日本では「薄過ぎる!」と感じたり、スイスで感動したワインがそこまででもなかったり……。
お酒は現地で味わい尽くし、その感動だけ持ち帰るのが一番かもしれません。
〈撮影/山田耕司〉
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大人気漫画家が教える50代からの旅の楽しみ方
ドラマ化して話題となった『西園寺さんは家事をしない』『ホタルノヒカリ』など数々のヒット作を手がけた漫画家・ひうらさとるさんは、自他ともに認める旅行好き。家事や育児がひと段落し、「旅行に行きたい!」と思ったときに、つい二の足を踏んでしまいがちな同年代に向けて、旅を楽しむためのヒントや実践している工夫を教えます。若い頃の体力頼みの旅とは違う、大人世代ならではの「疲れない」、豊かな旅の楽しみ方が満載。旅先に持って行くグッズやファッションアイテムの紹介、ひうらさんが暮らす兵庫県城崎温泉のミニガイドも収録しています。
ひうらさとる
漫画家。1966年、大阪府生まれ。1984年、「なかよしデラックス」(講談社)に掲載された『あなたと朝まで』でデビュー。代表作『ホタルノヒカリ』(講談社「Kiss」2004~2009年)はドラマ化や映画化を果たし、恋愛を面倒くさがる主人公・雨宮 蛍のライフスタイル〝干物女〟は「ユーキャン新語・流行語大賞(2007年)」の候補に。2024年、『西園寺さんは家事をしない』(講談社「BE・LOVE」2021~2024年)がドラマ化。音声プラットフォーム「Voicy」で「ひうらさとるの漫画と温泉」を配信するほか、SNS、YouTubeでも旅や日常を発信。
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