• お気に入りの鍋があれば、鍋をつくるのも食べるのも、もっと楽しくなります。料理家の本田明子さん、生活道具店「jokogumo」店主の小池梨江さん、フードスタイリストの中村弘子さんのお三方が愛用する、鍋まわりのアイテムを見せてもらいました。
    (『天然生活』2025年2月号掲載)

    本田明子さん流「ひとり鍋のススメ」

    ――本田さんの鍋は小ぶりなものも多いですね

    本田 そうなんです〜。実は私、最近もっぱら‟ひとり鍋”にハマっているんです。

    中村 ひとり鍋いいですね!

    本田 子どもたちが家にいたころは家族で大きな鍋を囲むのが定番だったけど、いまは基本、夫とふたりだし、子どもがごはんを食べに帰ってくるとしても時間がバラバラなので。それなら最初からひとり分にすればいいんだ!と。

    小池 うちも夫が仕事で遅くなるときに、別でひとり分をこの鍋に入れる作戦でやっています。

    画像: 小池さんのホウロウ製のグラタン鍋

    小池さんのホウロウ製のグラタン鍋

    本田 いいですよね。鍋ってみんなでそろって‟いただきます”しないといけないイメージだけど、食べる量やペースも違うからひとり鍋のほうがむしろ合理的だと思うんです。すき焼きのときの肉争奪合戦やお玉の順番待ちも気にしなくていいし(笑)。慌てずゆっくりお酒と一緒にちびちび食べられるのもいいんです。

    中村 時間差だと、仕上がりが美しい状態で食べられるというのも、うれしいですね。

    本田 そうなの。鍋は食卓でふたをあけるときが醍醐味のひとつですからね。仕事で疲れて帰ってきたお父さんや、部活や塾でがんばってきたお子さんなんかに、アツアツで小ぶりな鍋を「おつかれさま」と出してあげたいですね。

    野菜もタンパク質もとれて温かな鍋は遅い時間にもぴったり。鍋が小さければ加熱時間も少なくて済みますし、大きな鍋でつくるよりもギュッと凝縮して味もよくなります。後片づけもラクチン。ひとり鍋は実におすすめです。

    次回は、お鍋をおいしくする味変アイテムをご紹介します。どうぞお楽しみに!



    〈撮影/星 亘 構成・文/結城 歩〉

    ※記事中の情報は『天然生活』本誌掲載時のものです



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