スカートで変わる、大人カジュアルの着回し
まどかさんのスタイルは、黒のスカートを軸に組み立てられています。
前回のお話では、同じ黒のスカートでトップスを変えていき、印象の違いを楽しみました。

今回は、違うタイプのスカートを取り入れていきます。
着回すアイテムはこちら。

A. グレーニットカーディガン
B. パープルプルオーバーニット
C. アイボリー起毛シャツ
D. ロゴスウェット
E. ブラックボリュームスカート
F. 花柄ギャザースカート
G. ブラックタイトスカート
H. ホワイトフレアスカート
I. ブラックキャミワンピース
J. ホワイトジャーマントレーナー
K. ブラックジャーマントレーナー
同じ黒のスカートでも、シルエットやデザインが変わるだけで、印象は大きく変わります。
さらに柄ものを選べば、また違った表情が生まれます。
まず最初にシルエットを変えて、タイトスカートから。
タートルをインしたシャツと合わせます。
【C.シャツ+G.タイトスカート+K.スニーカー】

シルエットが変わることで、印象もすっきりとシャープに。
続いて、黒のキャミワンピースに、グレーのカーディガンを羽織ります。
【A.カーディガン+I.キャミワンピ+K.スニーカー】

前を留めて着ていたときとはまた違った、やさしい印象に。
ウエストマークのないキャミワンピースに羽織ることで、リラックス感も生まれます。
次は、黒ベースの花柄スカートに、ビッグサイズのパープルニットを。
【B.ニット+F.花柄スカート+K.スニーカー】

華やかさがプラスされました。
花柄のスカートも、オーバーサイズのトップスを合わせることで、フェミニンに寄りすぎず、ちょうどいいバランスになります。
ちなみに、まどかさんの寒い季節の通勤スタイルはこんな感じ。
今シーズン一緒に選んだ、ショート丈のダウンブルゾンを羽織ります。

まどかさんの雰囲気と、花柄スカートのフェミニンさがあることで、ダウン・リュック・スニーカーといったカジュアルなアイテムも、計算された大人のスタイルへと昇華します。
最後は、黒ではなく白のスカートです。
4話目でもお話ししましたが、黒のスカートを基準に「まどかさんらしく着こなせるかどうか」という視点で選んだアイテムは、ボトムスの色が変わっても、スタイル全体の軸を支えてくれます。
【D.スウェット+H.ホワイトスカート+J.スニーカー】

いかがでしょうか?
足元も白のスニーカーを合わせ、ワントーンでまとめました。
黒のリュックが加わると、よりまどかさんらしいスタイルに。
ちなみに春のアウターは、ゆったりとしたサイズ感のマウンテンパーカーです。

グラデーションのある着こなしが、フェミニンなカジュアルスタイルをより引き立ててくれます。
自分の軸となるアイテムを見つけることで、ぶれることなく、さまざまなタイプのスタイルを楽しむことができます。
まずは、「自分は何が好きなのか」「どんな雰囲気を目指したいのか」そこを見つけるところから始めてみるとよさそうです。
次回もお楽しみに!
おしゃれのABC◇ 2月「40代からの私に似合う服」
* * *
「おしゃれのABC」とは……
ちょっとしたコツで、ぐっとおしゃれに。
スタイリスト・植村美智子が、約25年の仕事を通して培ったコーディネートの経験とファッションの知識を生かし、季節ごとに陥りがちな、おしゃれの悩みを解決します。
* * *
<スタイリング/植村美智子 撮影/山川修一>

植村 美智子(うえむら・みちこ)
大阪府吹田市出身。文化服装学院卒業。アシスタント経験後、スタイリストとして独立。雑誌、広告、タレントのスタイリングなどで幅広く活躍。2010年、ファッションコーディネートサービス「Liltin'(リルティン)」を立ち上げ、個人向けのコーディネートを開始する。ひとりひとりとじっくり向き合うことを大切にし、ファッションを楽しんでもらえることを目指したパーソナルスタイリングが人気を呼ぶ。著書に『洋服の選び方』(マイナビ出版)、電子書籍『「今の自分」に似合う服』(扶桑社)などがある。
Liltin' ファッションコーディネートサービス
https://liltin.com/
※ ※ ※










