まどかさんらしい、ちょうどいいカジュアルスタイル
今月は、コーディネートサービスをご利用いただいているお客さまにご登場いただき、これまで一緒に選んできたアイテムを使って、着回しコーディネートをつくっています。
今回登場していただくのは、まどかさん。
最初にお会いしたのは、2023年の秋。まどかさんが41歳のときでした。
もともとおしゃれには興味があり、お店やブランドにも詳しいタイプの方ですが、コロナ禍で在宅勤務が続き、おしゃれへの意欲が少し落ちてしまったそう。
その後、外に出る機会が増え、「そろそろ仕切り直したい」とご連絡をいただいたのがきっかけでした。
ここまで、いろいろなスタイルを一緒に試してきましたが、今はベースとなるアイテムがしっかりそろい、まどかさんらしいスタイルを、無理なく楽しめる環境が整っています。

まどかさんのコーディネートを考えるうえで、気をつけているのは、うっかり“きれいなお姉さん系”に寄りすぎてしまわないこと。
似合っていればそれでいい、と思うかもしれませんが、まどかさんご自身が進みたいのは、その方向ではないんです。
まどかさんが心地よく着られて、好みにも合う、ちょうどいいカジュアルスタイルをつくること。
それが、毎回のテーマ。
目指しているのは、力の抜き方が絶妙な、すっきりとしたミックススタイルです。
いろいろと試してきた中で、いくつかの“土台”となるアイテムが見えてきました。
そのひとつが、黒のスカートです。

黒のスカートに合うアイテム、そして黒のスカートをまどかさんらしく着こなせること。
そのことを軸に、トップスを選んでいきます。
もちろん、他の色を取り入れてもOK。
ただ、考え方の軸をそろえることで、ブレのない、統一感のあるスタイルと、無駄のないワードローブができあがります。
一緒に写っている黒のリュックも、まどかさんらしいスタイルをつくるうえで欠かせない、大切なアイテムです。
足元は、白と黒のジャーマントレーナー、この2足があれば十分。

このスニーカーで、ほどよくマニッシュさをプラスすることで、フェミニンに寄りすぎるのを防ぎ、まどかさんらしいバランスを保つことができます。
足のサイズが25cmのまどかさんにとって、足に合っていて、楽に履けることも大事なポイント。
負担のない靴は、着回しを考えるうえで欠かせない存在です。
次回からは、黒のスカートたちを使い、合わせるトップスによって雰囲気を変えていく、まどかさんの着回しコーディネートをご紹介していきます。
カジュアルなスタイルが好きだけれど、「なんだか似合わなくなってきたかも......」
そんなふうに感じている大人の女性は、ぜひ注目してみてください。
おしゃれのABC◇ 2月「40代からの私に似合う服」
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「おしゃれのABC」とは……
ちょっとしたコツで、ぐっとおしゃれに。
スタイリスト・植村美智子が、約25年の仕事を通して培ったコーディネートの経験とファッションの知識を生かし、季節ごとに陥りがちな、おしゃれの悩みを解決します。
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<スタイリング/植村美智子 撮影/山川修一>

植村 美智子(うえむら・みちこ)
大阪府吹田市出身。文化服装学院卒業。アシスタント経験後、スタイリストとして独立。雑誌、広告、タレントのスタイリングなどで幅広く活躍。2010年、ファッションコーディネートサービス「Liltin'(リルティン)」を立ち上げ、個人向けのコーディネートを開始する。ひとりひとりとじっくり向き合うことを大切にし、ファッションを楽しんでもらえることを目指したパーソナルスタイリングが人気を呼ぶ。著書に『洋服の選び方』(マイナビ出版)、電子書籍『「今の自分」に似合う服』(扶桑社)などがある。
Liltin' ファッションコーディネートサービス
https://liltin.com/
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