お正月にはじめたかぎ針編み。次の目標は「丸を編む」
かぎ針編みを続けています。
以前はコースターをつくりました。あ、正確に言いますと巨人のコースターです。
毛糸が太すぎてでっかいコースターになったのですが、巨人のコースターをつくったんだもんね。失敗じゃないもんね。と言い聞かせて、次のステップへ進む事にしました。
次は丸を編むのです。丸は難しいですね。最初の作り目をつくるのに苦戦しました。
私はYouTubeを見て練習しているんですが、何回見ても何を言ってるか分からないところがあり、樹海を彷徨うような心地になり、終いには日本語も分からなくなるほど混乱しました。
ようやく理解した時は思わず叫びました。「帰ってまいりました!」
忘れないうちに手を動かして覚えたいと思うのですが、なかなか時間を取れず、そうだ移動中に編もうと思い立ち、新幹線移動の時は毛糸とかぎ針を持ち歩くようになりました。

隣に座ったおじさんが「え、なんで?」と言う顔をしたのに気づきましたが、他人の目なんて怖くない。怖いのはあの樹海です。もう彷徨いたくないのです。そのためには手を動かして覚えるに限るのです。
さぞ上手くなったんだとお思いの皆さん。私のつくった丸いコースターをご覧下さい。

正直、褒め難いでしょう? これを「コースター編んだからあげるね!」と私に言われたら困るでしょう? いらないでしょう?
丸になってきたものの、やっぱり何かを間違えているらしくキレイな丸にならないのです。
しかも青い方なんて同じ毛糸で、全く同じ編み方をしているのに、大きさすら違うんです。どうしてなのかしら? 樹海は出たものの、国道と私道を間違えて走っているのかもしれません。
新幹線で編んで、お仕事して、また新幹線に乗って編んでいます。
上手くなったらこの間に何か完成させられるんでしょうね。こうなると仕事のための移動というより、編みものしたいから移動している。という気持ちになってきますね。
この前仕事の空き時間にすら編もうとして、いや待てよと思いました。
私の場合ですが、脳がスーと落ち着くのが気持ちよくて編んでいるのもあるんですが、この仕事で脳がスーと落ち着いていいのか? と思ったんです。
フル回転で喋らなきゃダメだろう。ただでさえ反応悪いタイプなんだから、スーじゃダメだ。ジャンジャカしてないと。
帰りの移動中に、そんなことを思い出しながら、また編んでいたんですが、ふと気づくとその考えすらもスーっと落ち着いてしまいました。
考えてもしょうがない終わったことでグジグジしたり、なんでこんなに能力低いんだと落ち込んだり、仕事のたびに反省して、自分の妄想から生まれる不安で押し潰されそうになる時は、編みものだなぁ。
さて、丸を編めるということは、バッグの底が編めるということになるそうで、「え、バッグが編めるの!?」とテンションが上がっています。
皆さんその日をどうぞ楽しみにお待ちください。それでは、今からバッグ編みの樹海に行ってきます。


白鳥久美子(しらとり・くみこ)
1981年生まれ。福島県出身。日本大学芸術学部卒。2008年に川村エミコとたんぽぽ結成。10年、フジテレビ系『めちゃ2イケてるッ!』の公開オーディションで新レギュラーの座をつかみ一躍人気者に。コンビとしての活動に加え、テレビ、ラジオ、ドラマ、舞台など多方面で活躍中。趣味は、散歩、高圧電線観察、シルバニアファミリー。特技は、詩を書くこと。唎酒師(日本酒のソムリエ)の資格ももつ。





