にんじんのこと

やさしい甘みと鮮やかなオレンジ色が食卓を彩るにんじん。βカロテンを豊富に含み、体内でビタミンAに変わって粘膜や皮膚を健やかに保ち、季節の変わり目の不調を防ぐ働きが期待できます。
血の巡りを助け、冷えやすい体を内側から温めてくれるのも特徴。油と一緒に調理することで栄養の吸収率が高まり、炒めものや煮込み料理に向きます。
日々の食卓で無理なく体を整えてくれる、頼もしい野菜のひとつです。
にんじんとパプリカのポタージュのつくり方

クミンの香りがアクセントに。お好みで量を加減して。
材料(つくりやすい分量)

| ● にんじん | 中1本(200g) |
| ● パプリカ(赤) | 1個 |
| ● 玉ねぎ | 1/2個 |
| ● バター | 大さじ1 |
| ● 三温糖 | 小さじ1 |
| ● 酒 | 大さじ2 |
| ● チキンスープ | 2カップ |
| ● クミンパウダー | 小さじ1/4 |
| ● 牛乳 | 1と1/2カップ |
| ● 塩 | 少々 |
| ● 白こしょう | 少々 |
| ● サワークリーム | 適宜 |
つくり方
1 玉ねぎは芽を取り、繊維を断ち切るように薄切りにする。

2 にんじんはへたを切り落とし、皮ごと薄切りにする。パプリカは縦半分に切り、へたと種を取る。さらに半分に切り、白い部分(ワタ)を取りのぞく。繊維を断ち切るように3mm幅で切る。


3 鍋にバターを入れて弱火で溶かし、1を加え、しんなりして半量程度になるまで炒める。

4 2のにんじんを加えてさらに炒め、三温糖を加える。2のパプリカも加え、中火の弱で少し炒めてはふたをするという「蒸し焼き」を数回繰り返す。

5 クミンパウダーを加えてさっと炒め、チキンスープを注ぐ。中火の弱で時々混ぜながら10分ほど煮る。にんじんがやわらかくなったら酒を加える。

6 火を止め、スティックミキサーで撹拌してなめらかにし、牛乳を半量加え再び火をつけ温める。味をみて、残りの牛乳を加減しながら入れる。味をみて塩、こしょうでととのえる。


7 器に盛り、好みでサワークリームをのせる。
〈料理/松田美智子 撮影/山田 耕司〉

松田美智子(まつだ・みちこ)
日本料理をベースにした家庭料理の教室を1993年より主宰。鎌倉で育った子ども時代から身近だった保存食づくりを基本に、いまの時代に無理なく楽しめる季節の仕事を提案。著書に『65歳からの食事革命 』(文化出版局) amazonで見る など。
インスタグラム:松田美智子@michiko_matsuda/自在道具@jizai_dougu
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