(別冊天然生活『エコでやさしい暮らし2』より)
意外と多い!家庭から出る食品の廃棄
「家庭でできる一番身近なエコは、台所から出る食品廃棄を見直すことです」というのは、料理研究家で食品ロスや防災に詳しい島本美由紀さんです。
下の図にあるように、家庭から出る食品ロスは、レストランなど事業系から出る量とほぼ同じくらい。
日本の食品ロス

523万トン
家庭系:244万トン、事業系:279万トン
4人家族1世帯あたりの食品ロス

約¥56,000
(京都市試算・令和元年度)
家庭の食品ロスの3大要因
1.食べ残し

食べ切れずに捨てられてしまう。
2.直接廃棄

未開封のまま期限切れなどで食べずに捨てられてしまう。
3.過剰除去

厚くむいた野菜の皮など食べられる部分が捨てられている。
家庭から出る食品ロスを減らすには?
食べ残しをしない、皮まで上手に使うなどもそうですが、「期限が切れたり、傷んでしまって捨てられる食材」をなくすことで、家庭から出る食品ロスをずいぶん減らすことができます。
「食品ロスを減らすには、きちんと食べ切るための保存をすることが大切です。また、防災にも役立つローリングストックで、消費しながら備蓄することで、食品をうまく回転させる方法もぜひ取り入れたいですね」
次回は、食品ロスを減らす「買い物のコツ」をご紹介します。
本記事は別冊天然生活『エコでやさしい暮らし2』からの抜粋です
〈撮影/中川奈美 イラスト/須山奈津希 取材・文/工藤千秋〉

島本美由紀(しまもと・みゆき)
料理研究家・食品ロス削減アドバイザー。身近な食材でだれでも手軽においしくつくれるレシピを提案。食品ロスや防災にも精通。『ムダなく使いきれる! 冷蔵庫収納術』(コスミック出版)など著書多数。
22人が暮らしの中で見つけたエコな工夫
松場登美さん、ナンシー八須さん、マキさん、服部麻子さん、山戸ユカさん、たいら由以子さんなど、22人の方々が暮らしの中で見つけたエコな工夫。「自分にとって気持ちがいい」を選ぶことが、エコにつながっているようです。サステナブルな道具と雑貨、水を汚さない新しい習慣についても伺いました。ワタナベマキさん「野菜を丸ごと使い切るレシピ」、島本美由紀さん「台所から減らす『食品ロス』24のヒント」、和田由貴さん「光熱費の見直し方」など、ハウツーページも満載。自分のペースでできることから「自分と地球にやさしい暮らし」を始めてみませんか?






