• 家庭でできる一番身近なエコは、台所から出る食品ロスを見直すこと。料理研究家・食品ロス削減アドバイザーの島本美由紀さんに、食品ロスを減らすための冷蔵庫の使い方のヒントを教えていただきました。本記事では、傷みやすい食品を置くのにおすすめの場所や、開栓後の調味料の保存方法などをご紹介します。
    (別冊天然生活『エコでやさしい暮らし2』より)

    家庭でできる食品ロス「冷蔵庫編」

    1.傷みやすいものは冷蔵室の下段に

    画像: 1.傷みやすいものは冷蔵室の下段に

    冷蔵室でも上段と下段では温度が違うのを知っていましたか?「冷たい空気は下にたまるので、傷みやすい食品はできるだけ下段に保存を。消臭剤もにおいがたまりやすい下段に置くのがベストです」。卵はドアの開閉による振動や温度変化のあるドアポケットより、冷蔵室の下段がおすすめです。

    2.開封したら日付を書いたラベルを貼る

    画像: 2.開封したら日付を書いたラベルを貼る

    調味料などを開封したら開封日を、食材を保存袋や容器に入れたらその日付を書いておくようにします。マスキングテープなどに日付を書いて貼り付けると簡単です。「食品は開封したら賞味期限にかかわらず、できるだけ早めに食べるのが鉄則。調味料類は開封日から2〜3カ月が目安です」

    3.あまり使わない調味料は冷凍する

    画像: 3.あまり使わない調味料は冷凍する

    いつも冷蔵庫に常備しているのが豆板醤、甜麺醤などのジャン系調味料。「登場頻度が低く、塩分の多い調味料は冷凍しても凍らないので、冷凍室へ。あまり使わないハーブやスパイスもびんごと冷凍してしまいましょう」。味噌も塩分が多いので、使わない分は冷凍して風味をキープします。

    4.調味料ごとに保存法や保存期間が違う

    画像: 4.調味料ごとに保存法や保存期間が違う

    びんやペットボトルのしょうゆは、開封後冷蔵保存しますが、二重構造ボトルは常温保存でOK。開封後は3カ月以内に使い切りを。本みりんは常温、みりん風調味料は冷蔵で保存します。めんつゆは保存期間が短く、開封後、冷蔵でストレートタイプが3日、濃縮タイプは2週間〜1カ月です。

    5.カット野菜やもやしは冷蔵室へ

    画像: 5.カット野菜やもやしは冷蔵室へ

    せん切りキャベツやカットきのこなどのカット野菜は、手軽で使いやすいですが、傷みやすいので要注意。温度が高めの野菜室よりも冷蔵室で保存するのがおすすめです。「同じように傷みやすいもやしは、つまようじで袋に3カ所ほど穴をあけ、冷蔵室かチルド室で保存して鮮度をキープします」

    6.葉野菜は立てて保存する

    画像1: 6.葉野菜は立てて保存する

    ほうれんそうやねぎなどの葉野菜は、畑に近い状態になるよう立てて収納することで新鮮さを保ちます。「カットしたペットボトルや紙袋などを活用すると、立てて保存しやすくなります」。野菜や果物は、乾燥しないように、むき出しではなくポリ袋やキッチンペーパーなどで包んで保存を。

    次回も引き続き、食品ロスを減らすコツ「冷蔵庫編」をご紹介します。

    本記事は別冊天然生活『エコでやさしい暮らし2』からの抜粋です



    〈撮影/中川奈美 イラスト/須山奈津希 取材・文/工藤千秋〉

    画像2: 6.葉野菜は立てて保存する

    島本美由紀(しまもと・みゆき)
    料理研究家・食品ロス削減アドバイザー。身近な食材でだれでも手軽においしくつくれるレシピを提案。食品ロスや防災にも精通。『ムダなく使いきれる! 冷蔵庫収納術』(コスミック出版)など著書多数。

    別冊天然生活『エコでやさしい暮らし2』

    別冊天然生活『エコでやさしい暮らし2』(扶桑社)

    『エコでやさしい暮らし2』(扶桑社)

    amazon.co.jp

    22人が暮らしの中で見つけたエコな工夫
    松場登美さん、ナンシー八須さん、マキさん、服部麻子さん、山戸ユカさん、たいら由以子さんなど、22人の方々が暮らしの中で見つけたエコな工夫。「自分にとって気持ちがいい」を選ぶことが、エコにつながっているようです。サステナブルな道具と雑貨、水を汚さない新しい習慣についても伺いました。ワタナベマキさん「野菜を丸ごと使い切るレシピ」、島本美由紀さん「台所から減らす『食品ロス』24のヒント」、和田由貴さん「光熱費の見直し方」など、ハウツーページも満載。自分のペースでできることから「自分と地球にやさしい暮らし」を始めてみませんか?



    This article is a sponsored article by
    ''.