さわらのこと

さわらは「春を告げる魚」として知られ、やわらかな身と上品なうま味が魅力です。寒い時期を越えて脂がほどよくのりつつも、くどさがなく、ふっくらとした口あたりに仕上がります。
くせが少なく、焼き物や煮物はもちろん、軽く火を入れるだけでもおいしくいただけるのが特徴。たんぱく質や良質な脂質を含み、体にやさしく寄り添ってくれます。春の食卓にやわらかな豊かさを運んでくれる食材です。
さわらのカリカリ揚げのつくり方

ふんわりと仕上がるように揚げすぎないように。
材料(2人分)

| ● さわら | 2切れ |
| ● 塩(下味用) | 小さじ1/2 |
| ● ナンプラー | 大さじ1 |
| ● しょうが汁 | 大さじ1 |
| ● 酒 | 大さじ2 |
| ● ししとう | 6本 |
| ● 地瓜粉(さつまいもの粉。片栗粉でもよい) | 適量 |
| ● 揚げ油 | 適量 |
| ● 塩(仕上げ用) | 少々 |
| ● 粉山椒 | 適量 |
Point
地瓜粉はさつまいものでんぷん。片栗粉に比べるともっちりさくさくの食感になる。
つくり方
1 ししとうは破裂しないようにようじなどで数ヶ所穴をあける。

2 さわらは皮を下にしてまな板に置き、指で触って骨があれば抜き、4つに切る。

3 2のさわらをバットにのせ、身のほうに塩をふる。しょうが汁、酒、ナンプラーを加えて15分ほど漬ける。ペーパータオルに取り、水けを切り、地瓜粉をしっかりつける。



4 鍋に油を150℃弱まで熱し、ししとうを揚げる。ざるにあげ、塩をかける。

5 油を170℃まで熱し、3のさわらを揚げる。色がついたらざるにあげ、4のししとうとともに器に盛り、粉山椒をふる。

〈料理/松田美智子 撮影/山田 耕司 取材・文/編集部〉

松田美智子(まつだ・みちこ)
日本料理をベースにした家庭料理の教室を1993年より主宰。鎌倉で育った子ども時代から身近だった保存食づくりを基本に、いまの時代に無理なく楽しめる季節の仕事を提案。著書に『65歳からの食事革命 』(文化出版局) amazonで見る など。
インスタグラム:松田美智子@michiko_matsuda/自在道具@jizai_dougu
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