• ここ数年、「かしこく手間を省く」を考えるようになったという料理研究家ワタナベマキさん。加熱調理に便利な電子レンジ、塩や砂糖などの調味料がもつ力を生かしながら自炊を楽しんでいます。本記事では、マキさんの著書『ワタナベマキの大人はこんな自炊でいい』(主婦の友社)より、「野菜の即席漬け」のつくり方と、覚えやすい塩分量を教わります。

    野菜の即席漬けは「全体量の2%の塩でもむ」

    野菜が使いきれないとき、よく即席漬けをつくります。

    「野菜全体量の2%の塩をする」のが、私のルール。100gの野菜なら、塩2gを振ってもめばいい、というわけです。

    2%の塩分でつくると「しょっぱい」という感じにはならず、食べやすい仕上がりになるので、漬け物というよりもサラダ感覚でいただけますよ。野菜をシンプルに味わいたい人にもおすすめです。

    野菜の即席漬けのつくり方

    画像: 野菜の即席漬けのつくり方

    材料とつくり方

    好みの野菜を食べやすく切る。野菜の重量に対して2%の塩を軽くなじませ、15分ほどおいて水けをしぼる。

    *そのまま食べるほか、甘酢や黒酢、ごま油などで味変したり、刻んだ青じそやごまなどを加えたり、アレンジをいろいろ楽しめる

    *それぞれ清潔な保存容器に移し、冷蔵室で4~5日保存できる

    〈撮影/福尾美雪 スタイリング/久保田朋子 取材・文/白央篤司〉

    ※本記事は『ワタナベマキの大人はこんな自炊でいい』(主婦の友社)からの抜粋です。

    『ワタナベマキの大人はこんな自炊でいい』(ワタナベマキ・著/主婦の友社・刊)

    画像: 余り野菜でかんたん「即席漬け」のつくり方。誰でも覚えやすい“しょっぱくならない”塩分ルールも/料理研究家・ワタナベマキさん

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    ◆かしこく手間を省いておいしく仕上げる「大人の自炊力」を育むレシピ本◆

    料理研究家として日々料理の毎日を送るマキさん。生活環境や年齢の変化に合わせて、つくりやすくするための工夫を探究し続けています。

    「かしこく手間を省く」を考えるようになったのは、手抜きではなく、“つくりやすくしたうえでおいしくする”ことがとてもよいことだと気づいたから。

    これまで使いこなせずにいた電子レンジも、その機能や性能を教わり、いまではレンジの野菜蒸しや食材の下ごしらえに活用しています。

    本書は、マキさんが気づいたいろいろな料理のかしこい手間カットと、おいしく仕上がるレシピを集めた「自炊を楽しむ教科書」。

    自炊の幅が広がり、楽しくなって、またつくろうという気持ちが湧いてくる1冊です。

    【Contents】
    ● いつもの料理をアップデート。手間をカットしてよりラクに、グンとおいしく
    しょうが焼きもポークソテーもムニエルもコールドスタートでうまくいく/親子丼をふんわりやわらかく仕上げるなら卵液を「2回に分けて」入れよう/肉野菜いためは「野菜に塩をつけず」「肉にしっかり下味」がおいしい など

    ● 自炊のバリエーション、「レンジで野菜蒸し」で広げよう
    ほうれんそうの下ごしらえ、ゆでずに、まるごとレンチンしてみて!/豆腐の水きりはレンジで簡単&時短になる/白あえは具材ひとつでOK!ボウルとゴムべらがあれば作れる など

    ● 大人のひとりごはんは1人分で作りやすいワンプレートが手軽
    キャベツとハムのホットサンド/ブロッコリーとトマトのホットサンド/白いボロネーゼ/レモンクリームパスタ など

    ● しっかり作りたい日のごはん
    ハンバーグに加える玉ねぎはいためず「生」のままでいい/えびフライやポテトフライは「バッター液→パン粉づけ」でOK/「ケチャップの煮詰め」でチキンライスを格上げ など

    ● 残りがちな調味料、こんな活用法で自炊はより楽しく
    使いきれないウスターソースが、簡単デミグラスソースに早変わり/余りがちなオイスターソース&ゆずこしょうは味変して使いこなす など

    ● Column
    手羽先や手羽元は「下ゆで」でワンランク上の仕上がりになる/1人分の汁物に便利な「だしのとり方」/栄養もあり保存期間も長い乾物は、頼もしい存在! など



    ワタナベマキ
    料理研究家。「素材の味をシンプルに生かし、旬を大事に」をモットーに活動を続ける。国際中医薬膳師の資格も持ち、食と体の関係を考えることも近年のテーマのひとつ。梅干しなど日本古来の季節の手仕事、発酵食、韓国やベトナムといったアジアの食文化、そして世代別の作りやすく食べやすい調理提案など、アンテナの方向は幅広い。折々で料理教室も主宰している。
    インスタグラム@maki_watanabe



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