• ここ数年、「かしこく手間を省く」を考えるようになったという料理研究家ワタナベマキさん。加熱調理に便利な電子レンジ、塩や砂糖などの調味料がもつ力を生かしながら自炊を楽しんでいます。本記事では、マキさんの著書『ワタナベマキの大人はこんな自炊でいい』(主婦の友社)より、「蒸しなすのポン酢あえ」のつくり方と、レンチン蒸しのコツを教わります。

    なすはレンジ調理でふっくらみずみずしく

    レンチン蒸し野菜としてとくに向いているのが、なす。皮をむいてラップで包んでチンするだけで、ふっくらとみずみずしくなります。

    なすの味は淡泊なので、さっぱりした味つけから、濃い風味のたれまで合うのがいいところ。

    下ごしらえで水につける前、少し切り目を入れておくのはアクを出すため。加熱後は、冷水で冷ますのが色よく仕上げるポイントです。

    蒸しなすのポン酢あえのつくり方

    画像: 蒸しなすのポン酢あえのつくり方

    材料(1人分)

    ● なす2個
    ● 万能ねぎの小口切り適量
    ● ポン酢しょうゆ適量

    つくり方

     なすはへたを除き、ピーラーで皮をむく。縦に3カ所ほど切り目を入れ、水に3分ほどつける。

     水けをきって全体をラップでぴっちりと包み、電子レンジ(600W)で2分加熱する。ラップのまま冷水につけ、粗熱がとれるまでそのままおく。

     なすを食べやすい大きさに手で裂き、ポン酢しょうゆをからめ、万能ねぎを散らす。

    〈撮影/福尾美雪 スタイリング/久保田朋子 取材・文/白央篤司〉

    ※本記事は『ワタナベマキの大人はこんな自炊でいい』(主婦の友社)からの抜粋です。

    『ワタナベマキの大人はこんな自炊でいい』(ワタナベマキ・著/主婦の友社・刊)

    画像: かんたん「蒸しなすのポン酢あえ」のつくり方。レンチン蒸しでふっくらみずみずしく!夏のさっぱりおかず/料理研究家・ワタナベマキさん

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    ◆かしこく手間を省いておいしく仕上げる「大人の自炊力」を育むレシピ本◆

    料理研究家として日々料理の毎日を送るマキさん。生活環境や年齢の変化に合わせて、つくりやすくするための工夫を探究し続けています。

    「かしこく手間を省く」を考えるようになったのは、手抜きではなく、“つくりやすくしたうえでおいしくする”ことがとてもよいことだと気づいたから。

    これまで使いこなせずにいた電子レンジも、その機能や性能を教わり、いまではレンジの野菜蒸しや食材の下ごしらえに活用しています。

    本書は、マキさんが気づいたいろいろな料理のかしこい手間カットと、おいしく仕上がるレシピを集めた「自炊を楽しむ教科書」。

    自炊の幅が広がり、楽しくなって、またつくろうという気持ちが湧いてくる1冊です。

    【Contents】
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    しょうが焼きもポークソテーもムニエルもコールドスタートでうまくいく/親子丼をふんわりやわらかく仕上げるなら卵液を「2回に分けて」入れよう/肉野菜いためは「野菜に塩をつけず」「肉にしっかり下味」がおいしい など

    ● 自炊のバリエーション、「レンジで野菜蒸し」で広げよう
    ほうれんそうの下ごしらえ、ゆでずに、まるごとレンチンしてみて!/豆腐の水きりはレンジで簡単&時短になる/白あえは具材ひとつでOK!ボウルとゴムべらがあれば作れる など

    ● 大人のひとりごはんは1人分で作りやすいワンプレートが手軽
    キャベツとハムのホットサンド/ブロッコリーとトマトのホットサンド/白いボロネーゼ/レモンクリームパスタ など

    ● しっかり作りたい日のごはん
    ハンバーグに加える玉ねぎはいためず「生」のままでいい/えびフライやポテトフライは「バッター液→パン粉づけ」でOK/「ケチャップの煮詰め」でチキンライスを格上げ など

    ● 残りがちな調味料、こんな活用法で自炊はより楽しく
    使いきれないウスターソースが、簡単デミグラスソースに早変わり/余りがちなオイスターソース&ゆずこしょうは味変して使いこなす など

    ● Column
    手羽先や手羽元は「下ゆで」でワンランク上の仕上がりになる/1人分の汁物に便利な「だしのとり方」/栄養もあり保存期間も長い乾物は、頼もしい存在! など



    ワタナベマキ
    料理研究家。「素材の味をシンプルに生かし、旬を大事に」をモットーに活動を続ける。国際中医薬膳師の資格も持ち、食と体の関係を考えることも近年のテーマのひとつ。梅干しなど日本古来の季節の手仕事、発酵食、韓国やベトナムといったアジアの食文化、そして世代別の作りやすく食べやすい調理提案など、アンテナの方向は幅広い。折々で料理教室も主宰している。
    インスタグラム@maki_watanabe



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