• 「賃貸だから」「理想の内装じゃないから」と、いまの住まいをあきらめていませんか? 間取りや建具などの制約があっても、工夫次第で自分をいやしてくれる空間はつくれます。賃貸マンションで試行錯誤しながら、日々の暮らしの改善を“生活研究日記”として発信するインテリアプランナーの岩部圭子さんに、ごちゃつきがちな賃貸のキッチンを心地よくするルールについて聞きました。明日から無理なくできる、“居心地のいい部屋を育てる”ヒントを教えてもらいます。

    賃貸キッチンを心地よくするルール②
    細々したものは、お気に入りの「受け皿」にまとめる

    画像1: 賃貸キッチンを心地よくするルール② 細々したものは、お気に入りの「受け皿」にまとめる

    キッチンには、小さなものがたくさんあります。調味料のびんやオイル、よく使う乾物など。

    それぞれは必要なものなのに、並ぶと急に雑多に見えてしまうことがあります。そんなとき助けてくれるのが、「受け皿」をつくること。

    画像2: 賃貸キッチンを心地よくするルール② 細々したものは、お気に入りの「受け皿」にまとめる

    トレイやかご、お気に入りのお皿でもいいと思います。細々したものをひとつにまとめるだけで、不思議と景色が整って見えるのです。

    収納というよりは、飾る感覚に近いかもしれません。私自身、かごや木のトレイにまとめるようになってから、キッチンの雰囲気がぐっと好きになりました。

    もちろん、汚れやすくなることもあります。拭く手間が増える日もあるかもしれません。

    それでも、キッチンに立つたび少し心が弾むなら、その手間も悪くない。私はそんな気持ちで、置くものを選んでいます。

    賃貸キッチンを心地よくするルール③
    台所に、小さな花の居場所をつくる

    画像1: 賃貸キッチンを心地よくするルール③ 台所に、小さな花の居場所をつくる

    台所に立つのは好きだけれど、疲れている日は料理そのものが億劫になることもあります。

    そんな日でも、シンクに立ったときに小さな楽しみがあったら。そう思って、お花を飾る場所をひとつだけ決めています。

    大きな花束ではなくて大丈夫。一輪でも、小さな枝ものでも。

    お皿を洗いながらふと目をやると、静かに咲いている。

    画像2: 賃貸キッチンを心地よくするルール③ 台所に、小さな花の居場所をつくる

    その存在に、何度も気持ちを助けられてきました。暮らしは劇的には変わらないけれど、少しだけ機嫌よく過ごせる。

    そんな小さな工夫のひとつです。

    いまの住まいで、キッチンを育てていく

    画像1: いまの住まいで、キッチンを育てていく

    わが家は収納がたっぷりある家ではないし、理想通りのキッチンでもありません。

    それでも、毎日立つ場所だからこそ、少しずつ好きな景色に育てていきたいと思っています。

    全部を隠せなくても大丈夫。お気に入りの道具を選んだり、かごにまとめたり、小さな花を飾ったり。

    そんな小さな積み重ねで、生活感は「嫌なもの」ではなく、その家らしさになっていく気がしています。

    いまある住まいの中で、自分らしい台所を育てていけたら。そんな気持ちで、今日もキッチンに立っています。

    【今日の生活研究日記】
    賃貸キッチンを心地よくする3つのルール

    ☑ よく使う調理道具と向き合う

    ☑ 細々したものは、お気に入りの「受け皿」にまとめる

    ☑ 台所に、小さな花の居場所をつくる



    画像2: いまの住まいで、キッチンを育てていく

    岩部 圭子(いわべ けいこ)
    インテリアや生活雑貨のブランドで、WebコンテンツやSNSの企画・制作に携わったのちインテリアプランナーとして独立。「素敵な部屋に憧れるばかりだった自分」の経験をもとに、いまある住まいの中で少しずつ好きな空間を育てていく方法を発信している。インスタグラムやブログのほか、オンラインで部屋づくりの相談を受けながら、暮らしとインテリアを自分のものさしで楽しむヒントを届けている。
    インスタグラム:@be___him
    インテリア相談室:https://behim.blog/



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