トマトの上質なうま味を引き出す白あえ
こんにちは。ローゼンタールの島田由美子です。
白あえは、はじめてお店で出して以来、素材を変えて毎回メニューに載せています。毎日のことだから、つくっても食べても疲れないことを大切に、具も2種類までと決めています。
今回ご紹介する白あえの主役はトマト。夏のトマトには上質なだしのようなうま味があるので、このだし感の良さを引き出すことがポイントです。あまり調味料を使わずに、最低限の塩味と酸味を足して白あえにしてみましょう。
アクセントには旬の青じそがよく合います。トマトの底力を感じる、夏のさわやかな一品、カンパーニュ系のずっしりしたパンのおともにぜひ。
「トマトと青じその白あえ」のつくり方

材料(直径4cm大×3個分)
| ● ミニトマト | 9個 |
| ● 青じそ | 3枚 |
| ● 木綿豆腐(水切りしたもの※下準備参照) | 1/2丁 |
| ● 梅干し | 1個 |
| ● オリーブオイル | 小さじ1 |
| ● 塩 | ひとつまみ |
下準備


豆腐の水切りをする。深さのある皿に豆腐を置き、上に皿と重し(1〜1.5kg程度)を乗せる。豆腐の高さが2/3くらいになれば完了(目安は1時間程度。時間は長くてもよい)。
<メモ>
水切りした豆腐は冷蔵庫保存で3日ほどおいしく使えますので、時間があるときに仕込んでおくと便利です
つくり方
1 ミニトマトはへたを取って半分に切り、6切をトッピング用に取りおく。梅干しは種を取り、果肉を包丁でたたきペースト状にする。
2 ボウルに豆腐と1の梅干し、塩、オリーブオイルを入れ、スプーンの背でペースト状になるまで練る。

しっかり水切りをすると混ぜるときに水分が出ない
3 2に青じそをちぎり入れ、1のトマトを加え、ざっくり混ぜる。

4 3をボール状に丸め、取りおいたトマトをてっぺんにのせる。

トマトから水分が出ないように手早く、やさしくにぎります

トマトがごろごろ入った白あえボール。青じそが少しはみ出るのもかわいらしい

口の中に入れると青じその香りと梅の酸味、トマトの果汁がじゅわっと広がります
* * *
<撮影/大沼ショージ>

島田 由美子(しまだ・ゆみこ)
ドイツワインと自家菜園の野菜を中心とした料理を楽しめる「ワインセラー ローゼンタール」店主。出版社勤務を経て、ワインを学ぶために渡仏。帰国後、ワイン情報誌の編集に携わる。飲食店のアルバイトを経て、同店店長となり、2015年より店を引き継ぎ経営者となる。著書に『ハルマキ100本ノック』(光文社)
ワインセラー ローゼンタール
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