• 東京・銀座にあるドイツワインと野菜料理の店「ワインセラー ローゼンタール」店主の島田由美子さんがつくる「白あえ」は、愛らしく品のよい佇まいで、お店の看板メニューです。季節の素材と豆腐を混ぜるだけのシンプルな工程で、レシピは100以上のレパートリーがあるといいます。おいしさの一番のポイントは、にぎれるくらいしっかり水切りをして豆腐の存在感を際立たせること。今回はグリーンとピンクがかわいい「そら豆と桜えびの白あえ」を教えてもらいました。

    和にも洋にも合う“白あえ”。毎日つくれる飽きない素朴さ

    白あえは、はじめてお店で出して以来、素材を変えて毎回メニューに載せています。

    あるとき、ふと、ボール状に握って、具材をちょこんと乗せたら、その姿がかわいくて、さらに転がってしまいそうな佇まいも楽しくて、そのままの形で出すようになりました。私は白あえボールと呼んでいます。

    一般的な白あえとは見た目も味わいも違うからか、お客さまからよくいわれるのが「自分でつくるのは難しそう」。

    いいえ。「ローゼンタール」の白あえは、むしろとてもシンプル。

    毎日のことだから、つくっても食べても疲れないことを大切に、具も2種類までと決めています。

    「手抜き」とは少しニュアンスが違う、年齢を重ねるほど、料理も暮らしも、疲れないことなら継続していけるような気がします。簡単で楽しくて、和にも洋にも、パンにも合う、毎日食べても飽きない白あえです。

    「そら豆と桜えびの白あえ」のつくり方

    画像: 「そら豆と桜えびの白あえ」のつくり方

    そら豆はふかふかのサヤに包まれているせいか、豆類のなかでもひときわ気高い感じがあります。
    何粒入っているかな? ちょっとドキドキしながらむいたら4粒も、ラッキー! なんて。やわらかなグリーンとピンクの色合いは、見ているだけで幸せな気分になります。

    材料(直径4cm大×3個分)

    ● 木綿豆腐(水切りしたもの※下部の下準備を参照)1/2丁
    ● そら豆20粒
    ● 桜えび大さじ山盛り1
    ● 白みそ大さじ山盛り1
    ● 練りごま小さじ1

    下準備

    画像1: 「そら豆と桜えびの白あえ」のつくり方。ぽくぽく香ばしくかわいい“パンやワインにも合う”豆腐のひと皿/ワインセラー ローゼンタール・島田由美子さん
    画像2: 「そら豆と桜えびの白あえ」のつくり方。ぽくぽく香ばしくかわいい“パンやワインにも合う”豆腐のひと皿/ワインセラー ローゼンタール・島田由美子さん

    豆腐の水切りを行う。深さのある皿に豆腐を置き、上に皿と重し(1〜1.5kg程度)を乗せる。豆腐の高さが2/3くらいになれば完了(目安は1時間程度。時間は長くてもよい)。

    <メモ>
    水切りした豆腐は冷蔵庫保存で3日ほどおいしく使えますので、時間があるときに仕込んでおくと便利です

    つくり方

     そら豆はさやから取り出し、沸騰した湯で好みのかたさにゆで、薄皮をむいて冷ます。

     ボウルに豆腐、白みそ、練りごまを加え、スプーンの背でペースト状になるまで練る。

    画像: しっかり水切りをすると混ぜるときに水分が出ない

    しっかり水切りをすると混ぜるときに水分が出ない

     トッピング用にそら豆数粒と桜えび少々を取りおき、残りはに加え、ざっくり混ぜる。

    画像1: つくり方


     をボール状に丸め、取りおいたそら豆と桜えびをてっぺんにのせる。

    画像2: つくり方

    ワンポイントアドバイス

    ハード系のチーズをすりおろして混ぜたり、桜えびと菜の花を合わせたり。練りごまの代わりにクリームチーズやサワークリームを使うなど、アレンジも楽しめます。


    <撮影/大沼ショージ>

    画像3: つくり方

    島田 由美子(しまだ・ゆみこ)
    ドイツワインと自家菜園の野菜を中心とした料理を楽しめる「ワインセラー ローゼンタール」店主。出版社勤務を経て、ワインを学ぶために渡仏。帰国後、ワイン情報誌の編集に携わる。飲食店のアルバイトを経て、同店店長となり、2015年より店を引き継ぎ経営者となる。著書に『ハルマキ100本ノック』(光文社)

    ワインセラー ローゼンタール
    東京都中央区銀座4-8-13銀座蟹睦(カニボク)会館ビル5階
    http://winecellar-rosenthal.link/



    This article is a sponsored article by
    ''.