• 朝は真夏でも比較的涼しい時間。この時間をいかに有意義に過ごすか、それが午後からの自分を助けてくれます。ファッションコーディネーター・德田民子さんに、「朝やる家事」を聞きました。
    (『天然生活』2025年8月号掲載)

    ※記事中の情報は『天然生活』本誌掲載時のものです

    天気のいい日は体を動かしがてら季節の野菜を買いに

    「夏は光がきれいで、朝さわやかな空気をいっぱい吸えるのがいい」という德田民子さん。安曇野に移り住んで16年になります。

    夏の間は5時半ごろ起き、まずベッドの上で軽いストレッチから。

    「寝たまま伸びをして、次に脚を上げて自転車こぎのように動かし、両脚を目覚めさせてからベッドに腰掛けます。自己流ですが、体をすっきりした状態にするためにずっと続けていること」

    初夏には庭に猿の親子が来て、物音で目が覚めた朝もあったとか。

    「自然と人との距離が近いと驚かされることもありますが、季節を感じる喜びに恵まれているのもここの暮らしのよさ。朝、散歩がてら直売所に行き、旬の新鮮な野菜を買うのも楽しみです」

    朝やる家事 01
    夜に洗った洗濯ものを外に干す

    夜、お風呂から上がるとすぐ洗濯。

    薪ストーブを焚いている冬はもちろん、夏も夜のうちに干しておいた洗濯ものは、朝までにあらかた乾くそう。

    「そうだとしても、気持ちとしては、洗濯ものは日に干したい。なので朝、外のウッドデッキに洗濯ものを出して、お日さまに当てています」

    画像: 朝やる家事 01 夜に洗った洗濯ものを外に干す

    朝やる家事 02
    植物の観察と手入れ

    日照り続きで乾くと庭の芝生全体に水をまき、午前中いっぱい水やりに時間をかける日も。

    「さほど乾いていなければ、鉢植えだけ様子を見ながら水をやります。ブルーベリーなど実のなる植物は、収穫しようと思った矢先に猿や鳥が食べてしまうことも。むこうも食べ頃をよく観察しているんです」

    画像: 朝やる家事 02 植物の観察と手入れ

    朝やる家事 03
    散歩を兼ねた買い物

    天気のいい日は体を動かしがてら、買い物に出かけます。

    「9時から10時ごろ、30分から1時間くらい歩いて、途中で農作物直売所に寄って、卵や足りない野菜を買い足して帰る感じ。直売所に並ぶ野菜を見ると、いまは何が旬なのかよくわかるし、歩くことで風や光など季節のさまざまな変化を感じます」

    画像: 朝やる家事 03 散歩を兼ねた買い物

    朝やる家事 04
    フローリングワイパーをかける

    「わが家は毎朝のベッドメイキングは夫にお任せ。私がやるよりもしわが伸びて、ぴしっとなるんです。そのあとでフローリングの掃除をするのは私」

    綿ぼこりが気になるので、「無印良品」のフローリングワイパーをさっとかけて、時間に余裕があるときは、掃除機をかけることもあります。

    画像: 朝やる家事 04 フローリングワイパーをかける


    〈イラスト/はまだなぎさ 取材・文/成合明子〉

    德田民子(とくだ・たみこ)
    元『装苑』編集長。2009年、長野県安曇野市に移住。シンプルでセンスのある暮らしぶりが人気。著書に『別冊天然生活 德田民子さんの工夫のある家仕事』(扶桑社)など。

    『別冊天然生活 德田民子さんのおしゃれと暮らし』(德田民子・著/扶桑社・刊)

    画像: 80歳・德田民子さんが「早起きしてやっておく家事」4つ。安曇野暮らし、夏は5時半に起き“散歩がてら”直売所で旬の野菜を楽しむ

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