• さっぱりしていて栄養価が高い和の素材は、夏のスイーツにぴったり。暑さで疲れた体をいたわる、冷たいスイーツをお菓子研究家・本間節子さんに教えていただきました。今回は、桃の香りと白あんのやさしい甘さを楽しむ「桃の水ようかん」のつくり方を紹介します。
    (『天然生活』2025年9月号掲載)

    和素材の冷たいスイーツ

    さっぱりしていて栄養価が高い和の素材は夏のスイーツにぴったり。暑さで疲れた体をいたわる、冷たいスイーツを教えていただきます。

    日本茶インストラクターの資格を持つ菓子研究家の本間節子さんは、抹茶はもちろん、小豆、甘酒、和三盆糖、黒みつなど、和菓子で用いられる素材を、洋菓子をつくるときにもよく使うそう。

    「和の素材には穏やかでやさしい風味があります。たとえば粉糖の代わりに和三盆糖を使うとまろやかでやわらかい風味になります」

    甘酒や小豆、ごまなど、低カロリーで栄養価が高い素材が多いことも魅力。

    これだけ暑いと冷たいものが欲しくなりますが、市販のアイスクリームやデザートは添加物が心配という方も多いはず。余分なものは入れずに好きな食材だけで、好きなときにつくれるのが家でつくるいいところと本間さん。

    栄養価が高い食材や、季節の果物を使った簡単スイーツで、夏を楽しくおいしく乗り切りましょう。

    「桃の水ようかん」のつくり方

    画像: 「桃の水ようかん」のつくり方

    桃の香りと白あんのやさしい甘さがおいしい水ようかん。おもてなしにもぴったりです。

    材料(11×14cmの流しかん)

    ● 白あん(市販)200g
    ● 桃(中サイズ約1.5〜2個分)正味400g
    ● レモンの絞り汁(あれば)小さじ1
    ● 水200mL
    ● 粉寒天2g
    ● 砂糖20g

    つくり方

     鍋に水を8cmほど入れて沸かし、桃をそっと入れて1分ほど潜らす。冷水に取り出し、皮をむき、16等分のくし形にカットし、レモン汁をかける。形がきれいなもの8切れを取り分け、残り(約200g)をブレンダーかミキサーにかけ(またはフォークでつぶす)、ピューレ状にする。取り分けた8切れの桃は流しかんの底に並べる。

     鍋に水と粉寒天を入れて、へらで混ぜながら弱火にかける。沸騰したら、混ぜながらさらに2分ほど煮る。いったん火を止めて砂糖を加え、弱火で混ぜながらさらに1分煮る。

     白あんを3回に分けて加え、よく混ぜなじませる。

     のピューレを数回に分けて加え、そのつど混ぜる。

     の流しかんにを流し入れ、冷蔵庫で冷やす。

     固まったら逆さまにして型から外し、切り分けて皿に盛る。

    *流しかんに入りきらない分はグラスなどに入れて冷やし固める。



    <料理/本間節子 撮影/山田耕司 スタイリング/久保原惠理 取材・文/編集部>

    本間節子(ほんま・せつこ)
    お菓子研究家。日本茶インストラクター。25年続くお菓子教室「atelier h」主宰。雑誌や書籍でのレシピ提供、イベントや講習会など幅広く活躍。著書に『まいにち、感動クッキー』(扶桑社)、『愛されジェラート』(文化出版局)など。https://atelierh.jp/

    ※記事中の情報は『天然生活』本誌掲載時のものです



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