• 60代を迎えた料理応援家の本多理恵子さん。子どもも大きくなり、ひとりの時間も増えたといいます。ひとり時間は自分だけの時間。自分を甘やかしながら、うまく手を抜き、息を抜き、無理なく、ちょうどよくでいきましょう。心と体が元気でいるための、食や暮らしにまつわるエッセイ。今回は、「おかずナポリタン」のお話。「ナポリタン=パスタ」という常識を覆す、おかずレシピです。

    予想以上においしくてびっくり!ごはんのお供の「ナポリタン」

    どうしてもやる気が出ないとき、冷蔵庫にあるものでつくったおかずが予想以上においしくてびっくりしました。

    あまりに簡単なのでいまさらご紹介するのも気が引けますが、「ナポリタンの具が、白いごはんにも合う」って、どうしていままで気づかなかったのか不思議です。

    名付けて「おかずナポリタン」です。

    画像1: 予想以上においしくてびっくり!ごはんのお供の「ナポリタン」

    具はウインナー、玉ねぎ、ピーマンの定番トリオです。ハムやベーコンよりも、ウインナーを使う方が食べごたえがあって、おかずとして物足りなさを感じません。

    味付けはケチャップだけで十分です。ケチャップは少し炒めると甘味とコクが増すので、ほかの調味料は必要ありませんが、こげやすいので、野菜をある程度炒めてから加えてください。こげつきが心配な場合は少し火力を弱めるとよいでしょう。

    冷蔵庫に材料さえあれば、数分でつくることができるスピードおかずです。余っている野菜も追加したくなりますが、全体の味の印象がぼやけてしまうので、シンプルにこの具材だけでつくることをおすすめします。

    画像2: 予想以上においしくてびっくり!ごはんのお供の「ナポリタン」

    ナポリタンをパスタにするときは、粉チーズやタバスコがよく合いますが、白いごはんにはケチャップだけの方が相性がよいようです。

    また、これにバターで炒めた炒り卵を添えて、白いごはんと一緒に食べれば、口の中でオムライスとしても成立するのでは?と妄想が広がります。

    夏の暑い時季はまだしばらく続きます。ケチャップ炒めは味がしっかりしているので食が進みますし、小さなお子さんも好きな味付けなので、夏休みにぜひつくってみてください。

    「おかずナポリタン」のつくり方

    画像: 「おかずナポリタン」のつくり方

    材料(2人分)

    ● ウインナー3本
    ● 玉ねぎ1/2個
    ● ピーマン1個
    ● ケチャップ大さじ1と1/2
    ● 油小さじ1
    画像: 材料(2人分)

    つくり方

     玉ねぎは1cm幅のくし切りにする。ピーマンは縦半分に切って種を除き、横に5mm幅に切る。ウインナーは斜め切りにする。

    画像1: つくり方

     フライパンに油を中火で熱し、軽くウインナーを炒める。焼き色がついたら玉ねぎ、ピーマンを加える。

    画像2: つくり方

     油が回ったらケチャップを加えて炒める。

    画像3: つくり方


    本多理恵子(ほんだ・りえこ)
    料理応援家。1冊目の著書『料理が苦痛だ』(自由国民社)で2018年料理本大賞エッセイ部門を受賞。鎌倉のアトリエで「見るだけ料理教室」を主宰し、全国から累計13000人以上が参加する人気料理教室に(現在は場所が移転)。「ときには料理をやめていい」「面倒なことはしない」と、料理をメンタル面からサポートする考え方が人気を集め、各種メディアにも多く出演。著書に『ようこそ「料理が苦痛」な人の料理教室へ 』(KADOKAWA)、『おもてなしが疲れる: いつもの料理で人を招く』(平凡社)、『めんどくさいがなくなる「明日ラク」レシピ!』(清流出版)、『ごはんづくりの絶望に寄り添うレシピ』(エムディエヌコーポレーション)、『50歳からのひとりごはん』(集英社)などがある。

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    ● ブログ:https://ameblo.jp/caferietta/

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