• 腰の状態を整えるには、ふだんの生活で「姿勢」を意識することが大切だと話す、健康運動指導士岩木博美さん。運動が苦手な人でも無理なくできる“がんばらない運動術”で、延べ10万人以上を指導してきました。今回は、座るとき、立っているとき、歩いているとき、ものを持ち上げるとき、寝ているときの5つのシーン別に、「腰にやさしい姿勢」の保ち方を教えてもらいました。

    5つのシーン別「腰にやさしい姿勢」

    1.腰にやさしい座り方

    イスに座るときは、背もたれにしっかり背中をつけて、背筋を伸ばすように意識しましょう。

    画像: 1.腰にやさしい座り方

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    あごを引いて背筋を伸ばす。

    2.腰にやさしい立ち方

    頭が天井から引っ張られているようなイメージで背筋を伸ばすと、よい姿勢をキープできます。

    画像: 2.腰にやさしい立ち方

    point
    足裏全体に体重をのせる(かかと・つま先だけに偏らないように)。

    3.腰にやさしい歩き方

    ひざを軽く曲げて、足裏全体でぺたぺたと着地する歩き方は、腰やひざにかかる衝撃をやわらげ、転びにくい安定した歩行につながります。

    画像: 3.腰にやさしい歩き方

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    足裏全体で着地するようにぺたぺたと歩く。

    4.腰にやさしい物の持ち上げ方

    重い物を持ち上げるときは、ひざをしっかり曲げてしゃがみ、太ももの力を使って持ち上げるようにします。

    画像: 4.腰にやさしい物の持ち上げ方

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    ひじを脇にピタッと固定して持ち上げるとさらによい。

    5.腰にやさしい寝方

    横向きで寝る場合は、ひざの間にタオルやクッションを挟むと、骨盤のねじれを防ぎ、腰が安定します。

    画像1: 5.腰にやさしい寝方

    point
    足を曲げて背中を丸める。

    仰向けで寝る場合は、ひざの下にクッションを入れると、腰の反りがやわらぎ、筋肉を休めやすくなります。

    画像2: 5.腰にやさしい寝方

    point
    ひざの下にクッションを敷く。

    *記事の内容は、健康づくりやセルフケアの参考としてご紹介するものであり、医療行為の代わりとなるものではありません。効果には個人差がありますので、ご自身の体調に合わせて無理のない範囲でお試しください。痛みや不調を感じた場合は、すぐに中止し、医療機関にご相談ください。

    *妊娠中やその可能性がある方、持病のある方は事前に医師と相談してください。また試してみて痛みや不調があるときはすぐに中断してください。

    〈イラスト/平のゆきこ〉

    ※本記事は『頑張らない運動術 100歳をすぎても自分の足で歩くための3ステップ』(あさ出版)からの抜粋です。

    『頑張らない運動術 100歳をすぎても自分の足で歩くための3ステップ』(岩木博美・著/あさ出版・刊)

    画像: ふだんの生活がラクになる「腰にやさしい」5つの姿勢。重い物の持ち上げ方や座り方など“負担をかけない”コツ/健康運動指導士・岩木博美さん

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    【目次】
    ● 序章 頑張らなくても長生きできる運動

    ● 第1章 つらい腰がラクになる3ステップ
    ● 第2章 ひざの痛みをやわらげる3ステップ
    ● 第3章 上がらない肩がラクになる3ステップ
    ● 第4章 くしゃみも怖くない! 尿漏れ予防の3ステップ
    ● 第5章 むせないで食べる! 飲み込みやすくする3ステップ
    ● 第6章 夜も安心! ぐっすり眠れる3ステップ


    岩木博美(いわき・ひろみ)
    健康運動指導士。株式会社サンライトミー代表取締役。岐阜県生まれ。神戸大学医療技術短期大学部卒(現:神戸大学医学部保健学科)。看護師として勤務しながら、2006年にエアロビクス・ヨガなど多様なフィットネスインストラクター資格を取得し、2009年に健康運動指導士となる。日本遠隔医療学会にて在宅健康管理に関する論文を発表し、地域の健康づくりに携わる。整形外科での看護師経験を活かし、腰痛・肩こり・ひざ痛に悩む人への運動指導を続ける中で、同年より「頑張らない運動術」を研究し体系化。以降、指導者育成や企業の健康経営支援にも取り組み、延べ10万人以上を指導してきた。現在は日本健康運動指導士会岐阜県理事を務めながら、無理なく続けられる運動法の普及に取り組んでいる。



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