57歳で「グレイヘアにしよう」と決めたエッセイストの広瀬裕子さん。グレイヘアになってからのあたらしい習慣を紹介します。そのひとつが、シャンプーの回数の見直し。いまも試行錯誤しながら探している「ちょうどいい」のお話です。
(『50代からのグレイヘア』より)
グレイヘアにしてからの、あたらしい習慣
習慣というと「あたらしいことを増やしていく」というイメージですが、グレイヘアになってからの習慣は「減らしていくこと」も多くなります。
そのひとつが、シャンプーの回数です。50代半ばまで、毎朝のシャンプーが習慣でした。
日によっては、1日2回。朝と夜、洗うこともありました。グレイヘアになってからは、毎日、髪を洗うと乾燥するようになり、1日おき、季節によっては2日おきにしています。

毎日シャンプーを使い髪を洗っていた習慣を、1日おきにするのは、なかなか勇気がいります。
そこで、いまは、1日はシャンプーを使用し、翌日はお湯でしっかり洗うなど、色々試しながら、わたしの「ちょうどいい」を探しています。
お湯で洗い流すようになって気づいたのは、毎日シャンプーを使用しないほうが、髪がまとまることでした。自分の髪の油分で、まとまりやすくなるのでしょうね。
でも、これが正解かどうかわかりません。頭皮の状態、髪質、体調、肌質など、様々な要素と関係してくることです。髪はしっとりするけれど、他のこと(脂っぽさや頭皮臭など)――は、困ります。
「これがいい」が見つかれば、グレイヘアの「あたらしい習慣」として定着させるつもりです。
〈撮影/加藤新作〉
本記事は『50代からのグレイヘア』(PHP研究所)からの抜粋です
57歳の誕生月。グレイヘアにすることに決めました
50代半ば、55歳のころから「それまでとはちがうフェーズ」に入ったことを感じはじめました。髪の根元がグレイになる周期が速くなり、髪質や手ざわりも2、3年前と明らかにちがいます。ヘアスタイルもなんとなくしっくりきません。この感じ――。そう。あれです。「いままで着ていた服が、ある日、似合わなくなる」。あの感じととても似ています。ーーー人気のエッセイスト広瀬裕子さんがグレイヘアにしようと思ったきっかけから、経緯、その方法や必要だったもの、こと、心の変化までを豊富なカラー写真と共に綴ります。
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広瀬裕子(ひろせ・ゆうこ)
エッセイスト、設計事務所共同代表、空間デザイン・ディレクター。東京、葉山、鎌倉、瀬戸内を経て、2023年から再び東京在住。現在は、執筆のほか、ホテルや店舗、住宅などの空間設計のディレクションにも携わる。著書に『50歳からはじまる、新しい暮らし』『55歳、大人のまんなか』(PHP研究所)、『60歳からあたらしい私』(扶桑社)など。インスタグラム:@yukohirose19
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