• 東京・松陰神社前にあったカフェ「カフェロッタ」は、2021年9月、20年の歴史に幕を閉じました。「カフェロッタ」元店主で、現在は文筆家や講師として活躍中の桜井かおりさんは、どんなときでも“楽しみ”を見つけるのが得意です。さて、今日はどんな“楽しみ”が見つかるでしょうか。今回は旅先で身につけられるものを買うすすめの話。

    旅先の記念に「身につけられるもの」を買うすすめ

    昨年は、お仕事(ツアー)で3回、プライベートで1回パリに行きました。今年も2回ツアーでパリに行ってきました。これだけ日本とパリを行き来していると、たびたびみなさんから「かおりさんがいつもパリから買って帰るものは何?」と聞かれます。

    昨年までは買い付けのお仕事をいただくことも多く、お皿、お皿、お皿と血眼になって蚤の市を回り、夜は買ったお皿の枚数を「いちま~い、にま~い…」と数えて洗って包んでいましたが、そのお仕事は昨年でやめました。

    古い器は大変希少で責任があり、梱包に時間と体力を使います。もうそれが年齢的に厳しくなり楽しめなくなってきたのです。

    最近は、ひとつひとつ吟味して、使い道が想像できるもの、そして心から惹かれるものだけを連れて帰るようにしています。

    大好きなぬいぐるみも同じ。「このコは♡」と心が動いたコだけを大切に連れて帰ることにしています。片っ端から買う時代(わたしの)はすっかり落ち着きました。年齢的なものが大きいと思います。

    画像: このコ♡

    このコ♡

    最近のわたしが渡仏のたびに買うもの

    では、最近は何を?(物欲が落ち着いたわけではない)

    最近わたしは渡仏のたびに “身につけるもの” を何かひとつ(ときどきふたつ)自分のために購入しています。たとえばね、バングル、ペンダント、スカーフなどなど。

    画像: 「Marin Montagut」で購入したスカーフ。大好きな“Café de Flore”がモチーフときたら買っちゃうでしょ!

    「Marin Montagut」で購入したスカーフ。大好きな“Café de Flore”がモチーフときたら買っちゃうでしょ!

    器やぬいぐるみは一緒に連れて歩けないから戦利品自慢ができない。でも身につけられるものは「ほら見て見てー!」っていわなくても、「それかわいいですね」「パリのどこのお店で買ったの?」ってほめてもらえるからとってもうれしい。きたーっ!って気分が上がるぅ~。

    何より帰国のときにスーツケースのすき間や服と服の間に入れられて荷物にならないのがいいでしょ。そのぶんおいしいものがスーツケースにぎっちり詰められるからね!

    画像: 「ANTOINETTE POISSON.」で購入。5月の渡仏で迷って(お高い)買わなかったことを後悔。6月の渡仏で自分へプレゼントしました。made in Italy。『魔法をかけちゃうぞぉ〜』って呪文? が書いてあるらしい

    「ANTOINETTE POISSON.」で購入。5月の渡仏で迷って(お高い)買わなかったことを後悔。6月の渡仏で自分へプレゼントしました。made in Italy。『魔法をかけちゃうぞぉ〜』って呪文? が書いてあるらしい

    画像: 「ASTIER de VILLATTE」日本でもずーーっと探していて……にゃんとパリで出合えました。犬好きだけどこれはかわいいから許す♡

    「ASTIER de VILLATTE」日本でもずーーっと探していて……にゃんとパリで出合えました。犬好きだけどこれはかわいいから許す♡

    大人旅の小さな参考になるとうれしいです。

    読んでくださってありがとー!



    画像: 最近のわたしが渡仏のたびに買うもの

    桜井かおり(さくらい・かおり)
    文筆家。大手損害保険会社のOLを経て、東京・代官山「クリスマスカンパニー」にアルバイトとして勤務。その後、系列店のテディベア専門店「CUDDLYBROWN」で店長を務める。2001年3月、東京・松陰神社前で「カフェロッタ」をオープン。心のこもった接客に、全国からお客様が足を運び、お客様から相談やお手紙をもらうことも多かったそう。「カフェロッタ」は2021年9月末に建物老朽化のため、惜しまれつつ閉店。現在は、文筆業や、買い付けなどを行う。『カフェロッタのことと、わたしのこと』『愛してやまないカフェロッタのことと、わたしのこと』(ともに旭屋出版)に続く3冊目の著書『マダム・ロッタとパリ行かない?』(旭屋出版)が好評発売中。
    インスタグラム:@kaorilotta

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    『パリを持って帰ろう』(桜井かおり・著/扶桑社)|amazon.co.jp

    『パリを持って帰ろう』(桜井かおり・著/扶桑社)

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    渡仏歴30回以上。旅行者の目線で楽しむ、最新パリ旅案内
    渡仏歴30回以上、パリを知り尽くした「カフェロッタ」元オーナーでエッセイストの桜井かおりさん。60歳を過ぎて、旅の楽しみ方も少しずつ変化しているといいます。パリに行くと毎回買って帰るもの(持って帰るために日本から持っていくもの)、季節で楽しみにしているもの、お気に入りのカフェやクロワッサン、必ず行くマルシェ、機内を快適に過ごすための工夫、防犯対策、トイレ事情など、桜井さんのリアルなパリ旅を、1冊にまとめました。
    桜井さんが撮影したパリの写真は、温かく、やさしい。ページをめくるだけで、しあわせな妄想パリ旅行が楽しめます。そして、きっと、読んでいるうちにパリ旅行がしたくなるはずです。行く前も、帰ってからも、どこにいてもパリを感じられる、「パリを持ち帰る」ための、新しいパリ旅ガイドです。



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