さつまいものこと

秋から冬にかけて旬を迎えるさつまいも。収穫後に貯蔵することで、でんぷんが糖に変わり、甘味が増していきます。品種によって食感や甘味が異なるのも魅力。ほくほくした食感の「紅あずま」、しっとりなめらかな「シルクスイート」、ねっとりと濃厚な甘みの「安納いも」など、それぞれに個性があります。
食物繊維を含み、皮にはポリフェノールの一種も。選ぶときは、皮につやがあり、傷や黒ずみが少なく、ずっしりと重みのあるものを。新聞紙などに包み、風通しのよい冷暗所で保存します。焼きいもや蒸しいもはもちろん、煮ものや汁もの、お菓子にと、いろいろな料理で楽しみましょう。
揚げないおさつスティックのつくり方

黒豆きなこは市販でももちろんいいけれど、ミルでひくと、粗いきなこも楽しめる。
材料(つくりやすい分量)

| ● さつまいも | 大1本(約500g) |
| ● 米油 | 1/4~1/3カップ |
| ● グラニュー糖 | 1/4カップ |
| ● 黒豆きなこ* | 大さじ2~3 |
※黒豆きなこがなければ、市販の大豆きなこでもよい。
*黒豆きなこのつくり方
フライパンに黒豆を入れて炒り、好みの状態になるまでミルでひく。



つくり方
1 さつまいもは皮つきのまま7mm〜1cm角の棒状に切る。水にさらしてあくを抜き、ざるにあげてペーパータオルで水けをおさえる。



2 フライパンに油を底から5mmほど入れて熱し、さつまいもを両面焼く。


3 バットにグラニュー糖と黒豆きなこを入れて、軽く混ぜ合わせる。2のさつまいもに火が通ったら、油を軽く切って加え、全体によくまぶし、器に盛る。



〈料理/松田美智子 撮影/山田 耕司 取材・文/編集部〉

松田美智子(まつだ・みちこ)
日本料理をベースにした家庭料理の教室を1993年より主宰。鎌倉で育った子ども時代から身近だった保存食づくりを基本に、いまの時代に無理なく楽しめる季節の仕事を提案。著書に『65歳からの食事革命 』(文化出版局) amazonで見る など。
インスタグラム:松田美智子@michiko_matsuda/自在道具@jizai_dougu
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