• あわただしかった昼間の疲れをいやし、心と体をリセットする夜時間。新しい日を気持ちよく迎えるために、夜はどんな風に過ごしていますか? 今回は、俳優・本上まなみさんの、心と体をいやしてくれる「眠るまでの過ごし方」を拝見します。
    (『天然生活』2025年10月号掲載)

    1日の終わりを笑顔で過ごすための家族の時間

    「家族は同じものを食べることが大事」

    最近その思いをいっそう強くしている本上まなみさん。2人のお子さんも、成長するにつれ自身の世界が広がり、ときには思春期特有の親への反発も。

    「それでも一緒に食卓を囲み、同じ料理を食べることで、通じ合える部分がありますよね。言葉がなくてもほっといやされて。あとから振り返ると、すごく貴重な時間だったと思える気がするんです」

    そんなわけで、夕食にかける時間は比較的ゆったり。準備から食後のお茶まで、3時間近く費やすことも多いそうです。

    画像: 「うちの近所は、農家が直接販売する『振り売り』の方がいらして、新鮮なお野菜が手に入ります」

    「うちの近所は、農家が直接販売する『振り売り』の方がいらして、新鮮なお野菜が手に入ります」

    「単に食いしん坊だから」と話す本上さん、見せていただいた夕食の写真はどれも季節の素材がたっぷり、ときには旅先で出合った食材なども加わり、体も心も喜びそうな献立が並びます。

    「ささっと煮たり焼いたり、実はそんなに凝ったものをつくってはいないんです。野菜を売りに来る『振り売り』の農家さんから教わる料理をつくることも。昼間仕事に出るときは、朝のうちに塩麹などで肉や魚に下味をつけて『焼くだけ』状態にしたりと、やりくりしています」

    料理が楽しく続く秘訣は、決して無理をしないこと。できない夜は、しっかり頼る。家族全員料理ができるので、そんな日は快く引き受けてくれるそう。

    一緒に台所に立つことも多く、子どもたちがお菓子づくりをしているかたわら、本上さんが夕食を仕込むという日もあるそうです。

    画像: 夕食後のお茶時間にお手製の蒸しプリンと、うずまきクッキー。見た目も和むお菓子

    夕食後のお茶時間にお手製の蒸しプリンと、うずまきクッキー。見た目も和むお菓子



    〈撮影/柳原久子 取材・文/田中のり子 ヘアメイク/笹浦洋子 スタイリング/池田奈加子〉

    本上まなみ(ほんじょう・まなみ)
    俳優、エッセイスト。東京生まれ、大阪育ち。結婚・出産後、2013年春より東京から京都に移り住む。夫、娘、息子との4人家族。BS朝日「そこに山があるから」ローテーションレギュラー。著書に『みんな大きくなったよ』(ミシマ社)など。

    ※記事中の情報は『天然生活』本誌掲載時のものです



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