• 能登が大好きという料理家のウー・ウェンさん。季節ごとに楽しみがあり、いまも年に何度も足を運ぶといいます。今回は、七尾の「能登食祭市場」を訪ね、旬の海の幸や能登のおいしさを楽しみました。能登半島地震を経て、復興への歩みが続く“いま”の能登の姿をお届けします。
    (『天然生活』2026年10月号掲載)

    おいしい、楽しいが詰まったところ、能登

    画像: 食祭市場の前からは、七尾湾をめぐる遊覧船が

    食祭市場の前からは、七尾湾をめぐる遊覧船が

    「海の幸、山の恵。能登の魅力はたくさんあるのですが、一番は“人”なのです」とウー・ウェンさん。

    「能登の人はびっくりするほどやさしい。能登でいろんな人と会って、話して、東京に帰るころには私も行く前より少しやさしくなっている気がします」

    ウーさんが能登に魅せられたきっかけは、塗師の赤木明登さんでした。20年ほど前、先日惜しまれながら閉店した東京・西麻布のギャラリー「桃居」で赤木さんの漆椀に出合い、一目ぼれ。そこから、赤木さんを訪ねて能登に足を運ぶようになり、いまや1年に何度も通うほど能登に魅せられたそう。

    「地元の人たちはもちろん、県外から移住してきた人たちもみんなとびきりいい方ばかり。能登の風土や長い歴史のなかで培われてきた文化がそうさせるのか……」

    そんなウーさんに、能登のいいところをたくさんご紹介いただきました。

    画像: 羽田空港から能登空港までは飛行機で約1時間。「想像以上に近いでしょう?」とウーさん。

    羽田空港から能登空港までは飛行機で約1時間。「想像以上に近いでしょう?」とウーさん。

    能登最大の漁港・七尾港で捕れた鮮魚が並ぶ
    能登食祭市場

    画像: 鮮魚売り場で選ぶウーさん。どれも新鮮で、価格も東京と比べると驚くほどお手頃。選んだ魚をすぐその場で刺し身にしてくれる

    鮮魚売り場で選ぶウーさん。どれも新鮮で、価格も東京と比べると驚くほどお手頃。選んだ魚をすぐその場で刺し身にしてくれる

    能登空港に着いてウーさんが向かったのは、七尾港にある「能登食祭市場」。能登の“おいしい”が一堂に集まる道の駅です。建物に一歩入ると、海の香りが広がります。

    1階の鮮魚売り場には、岩がき、のどぐろ、黒鯛、甘えびなど、能登沖で捕れた新鮮な魚介が並びます。「いまの時季はなんといっても岩がきです」と鮮魚や干物を扱う山田屋の店員さんに声をかけられ、さっそく岩がきをひとついただくことに。

    つまようじでは持ち上がらないくらいのボリュームたっぷりの岩がき。「甘くて、味が濃い!」と驚くウーさん。旬の岩がきを堪能し、能登の名産品もたくさん購入。能登のおいしい旅の始まりです。

    画像: 岩がきを前に笑顔になるウーさん。能登の天然塩、いしる、わかめをお土産に購入。旅気分が上がります

    岩がきを前に笑顔になるウーさん。能登の天然塩、いしる、わかめをお土産に購入。旅気分が上がります

    画像: 山田屋にて

    山田屋にて

    能登食祭市場

    石川県七尾市府中町員外13-1 
    ☎0767-52-7071 
    営業時間:9:00~17:00(グルメ館は店舗により異なる) 
    ㊡火曜(祝日の場合は営業)、元日



    〈撮影/長瀬光恵〉

    ウー・ウェン(うー・うぇん)
    料理家。北京生まれ。家庭料理をベースにした体をいたわる料理を提案。素材の持ち味を生かし、シンプルな手順で完成するレシピが人気。雑誌、テレビ、新聞など多方面で活躍。著書に『体と向き合う 家ごはん』(扶桑社)、『ウー・ウェンの迷わない食べ方』(大和書房)など多数。
    インスタグラム@wuwen_cookingsalon

    ※記事中の情報は『天然生活』本誌掲載時のものです

    「天然生活サステナブルマーケット」のお知らせ

    11月3日(火・祝)開催! 東京恵比寿で天然生活のリアルマーケットを開催します。

    イベントでは、ウー・ウェンさんがセレクトした能登の商品が並びます。

    当日はウーさんご本人もブースに立たれる予定。ぜひ直接お話しながら、素敵なアイテムをお手に取ってみてください。

    売上は能登の復興のために寄付いたします。皆さまのご参加を心よりお待ちしております。

    ▼詳細はこちらから
    https://tennenseikatsu.jp/_ct/17867605



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