「家にあって当たり前」を見直してみたら
かつてのわが家では、ソファや衣装ケースが「あって当たり前」「あっても困らない」と思っていました。
でも、暮らしの変化とともに「本当に必要かな」「なくても困らないのでは?」と夫婦で相談しながら見直してきました。
私は手放すこと自体を目指していたわけではありません。
日々の引っ掛かりや思い描く暮らしに目を向け、意識していなかった「当たり前」を少し考えてみる。そんな小さな行動が、自分たちに合った暮らしを整えるきっかけになったのだと思います。

手放したもの 01
ソファ
夫婦ふたり暮らしのころ、くつろぐために購入したソファ。でも、子どもがつかまり立ちを始めたころに手放しました。
1LDKの部屋は、家具を置くとあっという間に狭くなります。子どもがふらついてソファにぶつかる心配もあり、自由に動き回れる空間を優先することに。
いまでは子どもの行動範囲も広がり、床におもちゃを広げて遊んでいます。

わが家は床に座って食事をするので、そのままごろんとラグの上で好きな場所、好きな格好でくつろげるのも快適。
ソファでもくつろげましたが、家族の行動範囲を自然と狭めていたと気づきました。

手放したもの 02
衣装ケース(収納グッズ)
夫とふたり暮らしのころは、基本的に収納スペースを半分ずつ使っていました。しかし、子どもが生まれるとなると大人だけで使っていた収納を調整する必要があります。
妊娠中、出産後に必要なものを書き出し、それらが収まる収納スペースを確保することに。夫婦の服や靴などを見直した結果、衣装ケースなどの収納グッズも減らせました。

子どもの成長に合わせて必要な収納用品は買い足していますが、衣装ケースは増やさずに暮らしています。服を買うときは、「いまの収納に収まるか」「本当に必要か」を考えるように。
収納グッズを減らしたことで、ものの持ち方をより意識するようになりました。
手放したもの 03
加湿器
出産後に乾燥が気になって購入した加湿器も、数年使って手放しました。
いまは、乾燥が気になるときに洗濯物を部屋干しするようにしています。

というのも、加湿器は水の補充や定期的な掃除が必要です。出産後は生活リズムが変わり、常に寝不足で時間に追われる毎日。育児だけでヘトヘトなのに、機器のお手入れにまで時間をかける余裕はなかったのです。
さらに、子どもは生後8カ月から保育所へ通い始め、夫も日中は仕事。家にいるのは私だけで、水の補充が面倒だったり電気代が気になったりして、ほとんど使っていませんでした。
結局、加湿器を使うのは家族がそろう朝と夕方以降が中心。使用頻度と管理の手間を考え、手放すことにしました。
便利なものには、意外と手間が隠れていると実感。加湿器を手放したことで、管理の負担が減ったのは私にとって大きな喜びでした。
手放したもの 04
寝室用テレビ
結婚当初、わが家にはリビングと寝室それぞれにテレビがありました。
寝室のテレビは、夫が布団でゴロゴロしながら見ることも。まだ使えて手放す理由もなかったので、そのまま置いていました。しかし、私は寝室のテレビの明かりや音が気になることもありました。
そもそも、寝室は寝ることが主な目的の部屋。テレビを見る場所と眠る場所を分けてもいいのではと、夫に相談して手放すことにしました。

結果、寝室は寝るだけのシンプルな空間に。テレビはリビングに1台だけですが、とくに困っていません。
子どもが生まれてからも寝室が静かなことは、わが家にとってよかったと思います。
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▼おかさんの“ラクな整えルール”の記事はこちら
〈写真・文/おかさん〉
おかさん
整理収納アドバイザー1級。元汚部屋歴10年。現実を見ながら「自分らしく」「無理なく」「折り合いながら」暮らしを整えるヒントを発信。夫、息子(5歳)の3人暮らし。
インスタグラム@o_ka_sa_n














