いつも笑顔で、元気に過ごしている方々の暮らしの秘訣とは? ふだんから実践している7つの習慣とともに、心と体の整え方を伺いました。今回は、装飾品ブランド「CURIO」デザイナー、宇都宮檀さんに聞く「7つの習慣」のうち、4〜7の習慣をお届けします。
(『天然生活』2017年7月号掲載)
宇都宮さんの一日の時間割

元気な人の7つの習慣 CURIO 宇都宮檀さん(前編)より続き —
宇都宮檀さんの7つの習慣(4〜7)
04 朝日を浴びながらの瞑想タイム
ヨガを習ったころから瞑想を始めた。最初はいろんな瞑想法を試したが、最近は、朝日を浴びながら行うやり方に。体と心を観察して、リセットする時間として使っている。産後しばらくは時間がとれなかったが娘の一花ちゃんが保育園へ行くようになって再開した。

朝日を浴びることで、体の細胞が目覚める。すべてをリセットして一日を始めることができるように
05 気の合う友人と気ままなおしゃべり
行きつけの阪急六甲のカフェ「モントテーブル」の川浪典子さんは、尊敬する友達のひとり。「彼女は、スリランカの人たちに仕事を与えるための活動も。アーユルヴェーダの考えに基づいた染色法で洋服をつくったり。そんな話を聞くと勇気をもらいます」

「モントテーブル」では、さまざまな食材も販売。「食材のルーツの話を聞いたり、使い方を教えてもらったり。いつも、あっという間に時間が過ぎるんです」
06 毎朝、コンブチャと白湯を一杯
朝、起きるとすぐに、土鍋でお湯を沸かして白湯を飲む。そのあと、コンブチャを。知人にコンブチャの菌を分けてもらい、それを、砂糖を入れて冷ました紅茶に加えると、酵素と酸を出し、甘酸っぱい飲み物に。これをつくり置きしておき、毎朝、オイルやマカを加え、飲んでいる。一花ちゃんも、このコンブチャが大好き。

コンブチャに、マカのパウダーとマグネシウム、ブラッククミンシードオイル、豆乳を混ぜてバーミックスで攪拌すると、ミルクセーキのようにとろりとしたドリンクに

風邪気味かなと思ったら、白湯に梅干しとしょうゆを少々加えて飲む
07 自家製調味料で、野草をおいしく食べる
山椒味噌やパクチーの塩オイル漬け、のびるのしょうゆ漬けなど。畑や庭、近所の山で収穫した野草をオイル漬けや塩漬けにしたり、味噌に混ぜて「ジャン」や「たれ」づくりをしたりするのが楽しい。自宅のキッチンには、小さな瓶詰めが、ずらりと並んでいる。これさえあれば、買い物に行かなくても家にある野菜を蒸したり焼いたりするだけで、つけだれを替えておいしくいただける。

時間があるときにつくり置きしておいた味噌やたれ、オイルなど。小さな瓶詰めにしてプレゼントにも

この日は、おにぎりに菊いもとよもぎの天ぷらを添えたランチ。のびるのしょうゆ漬け、にんにくや鷹の爪、コリアンダーなどでつくったペーストを添え、自分好みの味で食べる
元気な人の7つの習慣 CURIO 宇都宮檀さん(前編)へ ⇒
<撮影/辻本しんこ 取材・文/一田憲子>
宇都宮 檀(うつのみや・まゆみ)
「CURIO」の名で、金や銀を中心に、身にまとうもの、生活に彩りを加えるものを制作。
http://curio-live-design.com/
※トップの写真について
料理が好きという宇都宮さん。野菜を軸に素材を生かしたおかずをつくる
※記事中の情報は『天然生活』本誌掲載時のものです

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