なくてもいいけれど、あれば、ぐんと効率も気分も上がる道具いろいろ。ちょっとしたものひとつで、料理は楽しく、スムーズになるのです。今回は、山梨で暮らしはじめた料理家のセトキョウコさんに、便利な道具たちを教えてもらいました。
(『天然生活』2016年12月号掲載)
(『天然生活』2016年12月号掲載)
山梨に暮らしはじめ、仲間入りした便利もの
「あまり一般的ではないけれど、うちではなかなか、役立っているものです」と登場したのは、パンや、お菓子づくりに活躍中の製粉器。木製で温かみがあるところも、いとおしく思えるポイントです。
Fidibus21の製粉機
ドイツ・KOMO社製の製粉機は、旦那さんからのプレゼント。「麦の調達に悩んでいたら、偶然、お隣さんが小麦をつくっていて。毎回、小麦を分けてもらって、頻繁に使っています」
もうひとつは、小さな五徳。移住先の山梨には、家庭用と業務用のキッチンが。大きな業務用のガス台では、小さな鍋は傾いてしまいます。そんなときに、これをのせれば問題解決。ストレスなく、台所を使うための欠かせない道具です。
小さな五徳
手軽にポンとのせるだけで安定
ガス口に焼き網を置けば代用はできるのだけれど、やはり、専門の道具にはかなわない。「焼き網は華奢で、鍋を置くには不安定。その点、この五徳だと安定感もあるから、手に入れてよかったです」
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<写真/村林千賀子 取材・文/福山雅美>
セトキョウコ(せと・きょうこ)
旬の食材を使った、心と体にやさしいレシピで人気を集める。2015年から山梨の古民家に移住し、少しずつ手を加えながら暮らす。
※ 記事中の情報は『天然生活』本誌掲載時のものです