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おまもりルームより
ふっくらとした愛を込めて。
みなさん、こんにちは。
編集&ライターの井尾です。
ウイルスや自然災害の影響から、心もからだも不安定になりがちな時期が続いていますね。いかがお過ごしでしょうか。
そこで、私たちがふたつめの「おまもり」としてぜひご紹介したいのが、フラワーエッセンス。
薬ではないので、副作用も依存性もない、とっても安全な植物療法のひとつです。
「こんな時だからこそ、フラワーエッセンスの力を借りるのはどうでしょう?」という大段さんの提案から始まった、今回のテーマ。
私たちは、花療法家・谷口みよ子さんのお話を伺うことにしました。
いつもはフラワーエッセンスの個人セッション、ワークショップなどを中心に行っている谷口さんですが、時節柄、オンラインでのインタビューとなりました。
フラワーエッセンスって何?
ふたり:「今日はよろしくお願いします!」
谷口:「こちらこそ、よろしくお願いします。おふたりとも、お久しぶりですね」
大段:「本当に。以前、先生に教えていただいたフラワーエッセンスのお話がとてもわかりやすかったんです。だからぜひまた、いろいろお聞きしたくて。今日はとっても楽しみです」
井尾:「そうなんです。今回改めて、フラワーエッセンスとは何か、お話いただいてもいいでしょうか」
谷口:「はい、もちろん。新型コロナウイルス感染症の影響が出てきて以来、私自身も“フラワーエッセンスってとても大事だな”と強く感じていることがあるので、まずはそこから紹介させてください」
ふたり:「はい! ぜひ!」
谷口:「それは、フラワーエッセンスがつくられた背景にあるんです。およそ80年前、英国人医師だったエドワード・バッチ博士によって体系化されたものですが、それは第一次世界大戦と第二次世界大戦の間、スペイン風邪が大流行したころだったんですね」
井尾:「スペイン風邪ですか」
大段:「今の世界状況とも少し似ていますね」
心の不調和が、病気をつくる
谷口:「バッチ博士は、外科からキャリアをスタートさせた西洋医学のドクターです。でも自身が30歳の時にガンに侵されたという経験も踏まえて、どうして人は病気になるのか、一度治っても、なぜまたべつの病気になってしまうのか、ということを深く追求していたんですね」
ふたり:「ほほぉ……」
谷口:「腸内細菌から7種類のワクチンをつくって、世界的にも認められていたバッチ博士でしたが、あるとき、その7種の腸内細菌の割合が、人の心理状態と深く関わっていることに気づいたんです」
大段:「と、いいますと?」
谷口:「病気は病原菌などの物理的な要素だけではなくて、心理面が関わっている。つまり、心の不調和にある、ということですね」
井尾:「たしかに。同じ状況下でも、病気にかかる人もいれば、かからない人もいますよね」
谷口:「そうなんです。そこで、心を癒やすレメディ(処方箋)を自然界の野山の中に、植物に求めたんです」
大段:「それで生まれたものが、フラワーエッセンスなんですね」
谷口:「そのとおり。自然で安全なものです。今の世界状況にも重なるような、バッチ博士の言葉も残されています」
大段:「80年も前に、心とからだ、病気のつながりに気づいていたんですねぇ……」
バッチ博士の言葉について、詳しく知りたい方は、谷口さんのサイトをぜひ参照ください。
「今に生かすバッチ博士のことば」
http://spacehana.net/2020/02/25/dr-bach-words/
さて、初回はフラワーエッセンスの基礎知識を学んだところで、次回からは、いまの時代に必要なエッセンスは何か、具体的にお伝えしていきますよ!
お楽しみに!
◇ ◇ ◇
谷口 みよ子(たにぐち・みよこ)
花療法家、講師、翻訳者。フラワーエッセンスの個人セッションや講座などを行う「スペースハナ」を主宰。冊子の編集、ワークショップや英国ツアーの企画・運営など、幅広くフラワーエッセンスの仕事に携わる。訳書に『エドワード・バッチ著作集』(ジュリアン・バーナード編、BAB出版)『バッチのフラワーレメディー 植物のかたちとはたらき』(ジュリアン・バーナード著、英国フラワーレメディー・プログラム)がある。
個人セッションなどの詳細は、http://spacehana.net/
大段まちこ(おおだん・まちこ)
フォトグラファー。かわいいもの、雑貨、ファッションなどをテーマに女性誌やライフスタイル誌で活躍。共著に『花と料理』(リトル・モア)などがある。
http://odanmachiko.com/
井尾淳子(いお・じゅんこ)
フリーライター&編集。子育て雑誌の編集経験を経て、現在は書籍、Webコンテンツなどの編集、執筆を中心に活動。