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おまもりルームより
ふっくらとした愛を込めて。
落ち着き・安心感につながっていくもの
さて、今回も心のおまもり「フラワーエッセンス」についてです!
前回のお話では、フラワーエッセンスとは、「病気のもととなる、心理面を整えるためのレメディ(処方箋)」ということがわかりました。
井尾:「当時のイギリスのスペイン風邪の流行も、今の新型コロナウイルスの状況とよく似ていましたね」
大段:「いまの私たちも、ウイルスに感染しない・させないことが大事ですから……」
谷口:「ええ。そのために気をつけるべきことは守りつつ、ですが、“今日は感染者数が○○人に増えました”という報道を見るたびに不安な気持ちになりますし、終わりがなかなか見えないなかで、みなさん心が疲れてしまっていますよね。ここにきて不安定な状況に負けないように、いまこそフラワーエッセンスを活用していただきたいなと思います」
大段:「本当にそう思います」
井尾:「大段さんは、コロナ以前からずっと、フラワーエッセンスを日常的にとっていますよね」
谷口:「大段さんは普段から、どういうふうに使っておられるのですか?」
大段:「えっとですね……。毎日の生活のなかで、いろいろ取り入れています。ふと思い立って選んで、お風呂に入れることもよくあります」
谷口:「すばらしいユーザーさんですね!」
大段:「学生時代、イギリスに留学していたのですが、カレッジの女性の先生に、フラワーエッセンスを教えてもらったんです。“テスト前や歯医者の前とか、緊張しているときに飲むといいのよ”って」
井尾:「へぇ~。そうだったんですか」
大段:「はい。薬ではないもので、心身を助けてくれるものがあるなんて、まるで魔法の小瓶みたいでいいなと思ったんですよね」
大段:「私はもともと、不安症なところがあるんです。だから、英国の人たちが日常的にフラワーエッセンスを取り入れるスタイルが、自分にも合っているような気がして」
谷口:「大段さんのようにいつもフラワーエッセンスをとっていて、それでなんとなく気持ちよく、健やかに過ごされているというのは、フラワーエッセンスのとてもいい使い方だと思いますよ」
ふたり:「なるほど~」
谷口:「人の心はみんなそれぞれに違うので、飲んだからといって定義どおり同じように変化するものではないんですけども……。でも、その人の落ち着きとか安心感とか、何かそういうものにつながっていくようです」
井尾:「となると、フラワーエッセンスはまさに、私たちの求めている“おまもり“といえますね!」
はじめてのおまもりに、「ファイブフラワーレメディ」
谷口:「じつは、フラワーエッセンスをバッグの中に1本しのばせておくだけでも、心のおまもりになるんですよ。大段さんも、“何かあったときにはこれがある”という、心強い感覚はありませんか?」
大段:「あります」
井尾:「私も持ち歩こうかな。これからフラワーエッセンスを試してみたい方に、最初のおまもりとしておすすめのものはありますか?」
谷口:「レスキュー用の“ファイブフラワーレメディ”ですね。一番使いやすいので最初に持つにはおすすめです」
井尾:「どういうときに活用すればいいでしょうか?」
谷口:「東日本大震災が起こった日、私はフラワーエッセンスの講座を行っていて、突然揺れたんです。で、とりあえずファイブフラワーを飲んでおきましょうと、みなさんで口に数滴入れました。それをしなかったらどうだったかという検証はできませんが、みなさんそのあと、ショックが尾を引くことがあまりなく、それぞれがやるべきことに集中できたと後日聞きました」
ふたり:「へぇ~~~!」
谷口:「何かショックを受けたり、ドキドキしたりした時に飲む1本ですね。予期しない、想定外のできごとが起こったときに飲んでおくと、ショックが抜けるのが早い、と言われています。以前、女優のグウィネス・パルトロウが子育て中、お子さんを公園に連れていくときに持ち歩いている、という記事も見たことがあります」
大段:「キャンディとかグミになっているシリーズもあるから、お子さんにはそちらもいいかもです」
井尾:「ひと言でフラワーエッセンスといっても、いろんなタイプがあるんですねぇ」
*フラワーエッセンスの具体的な取り方は、谷口さんの下記リンクを参照ください。
http://spacehana.net/flower-essence/more/
井尾:「たしかに小さいお子さんを持つお母さんには、これらはよさそう」
谷口:「お子さんが不安がってぐずるようなとき、“これ舐めておきなさい”って渡しやすいですよ。からだにもやさしいものなので安心です」
次回はさらに具体的に、おすすめのフラワーエッセンスの種類を、そのお花のもつ性質から詳しくお伝えしていきます!
お楽しみに!
◇ ◇ ◇
谷口 みよ子(たにぐち・みよこ)
花療法家、講師、翻訳者。フラワーエッセンスの個人セッションや講座などを行う「スペースハナ」を主宰。冊子の編集、ワークショップや英国ツアーの企画・運営など、幅広くフラワーエッセンスの仕事に携わる。訳書に『エドワード・バッチ著作集』(ジュリアン・バーナード編、BAB出版)『バッチのフラワーレメディー 植物のかたちとはたらき』(ジュリアン・バーナード著、英国フラワーレメディー・プログラム)がある。
個人セッションなどの詳細は、http://spacehana.net/
大段まちこ(おおだん・まちこ)
フォトグラファー。かわいいもの、雑貨、ファッションなどをテーマに女性誌やライフスタイル誌で活躍。共著に『花と料理』(リトル・モア)などがある。
http://odanmachiko.com/
井尾淳子(いお・じゅんこ)
フリーライター&編集。子育て雑誌の編集経験を経て、現在は書籍、Webコンテンツなどの編集、執筆を中心に活動。