• 不安定な時代のサポートになる、フラワーエッセンスの力について、花療法家として活動する谷口みよ子さんにお話をお伺いしました。今回は、崩れた心のバランスを取り戻すフラワーエッセンスを、そのお花のもつ性質から詳しくお伝えしていきます。「おまもり」の語源は“見守る”だそう。私が私らしく、居心地よく生きるための「おまもり」を分けていただきに、大段まちこ(フォトグラファー)&井尾淳子(フリー編集者)のふたりが、心とからだを整える魔法使いのような人々を訪ねます。
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    おまもりルームより
    ふっくらとした愛を込めて。

    上の写真)
    花療法家・谷口みよこさんが翻訳を手がけた書籍『バッチのフラワーレメディー 植物のかたちとはたらき』(英国フラワーレメディー・プログラム発行)

    浄化がテーマの「クラブアップル」

    井尾:「フラワーエッセンスのことが、さらにわかってきました」

    大段:「ですねえ。そのほかのおすすめも、ぜひ教えていただきたいです」

    井尾:「コロナ禍で社会も経済も、先の見えない不安はまだ続きそうですしね……」

    谷口:「そうすると、まずご紹介したいのが、“クラブアップル”というフラワーエッセンスです」

    大段:「以前、先生にお聞きして以来、クラブアップルはわたしのおまもりのひとつになっています」

    画像: クラブアップル/バッチ フラワーレメディ ¥2,800(税込) 「外側の影響を受けやすく、些細なことにとらわれてしまうとき。神経が過敏になり欠点や汚れ、感染を気にし過ぎたり、自己嫌悪に陥ってしまうとき、ニュートラルな状態にし、バランスのとれた視点を持つことができるように促します」(谷口さん)

    クラブアップル/バッチ フラワーレメディ ¥2,800(税込)
    「外側の影響を受けやすく、些細なことにとらわれてしまうとき。神経が過敏になり欠点や汚れ、感染を気にし過ぎたり、自己嫌悪に陥ってしまうとき、ニュートラルな状態にし、バランスのとれた視点を持つことができるように促します」(谷口さん)

     

    井尾:「クラブアップルのテーマをひと言でいうとなんでしょう?」

    谷口:「“浄化”ですね。白い花を咲かせる植物なのですが、白という色がまず、浄化を表しています。そしてりんごは消化に良く、解毒を促す作用があることからも、浄化とつながっています」

    大段:「なるほど」

    谷口:「いまはみなさん、ウイルスに感染しないよう、三密に気をつけたり、アルコールで手を消毒したり、意識していますよね。でもそれが行き過ぎると、細かいことが気になってしまいます。そういうとき、私たちは全体を見ることがなかなかできなくなってしまいがちです」

    井尾:「よくわかります! コロナに限らずあるかも」

    谷口:「ですよね。そういうときにはクラブアップルの力を借りることで、物事を全体的な視点からとらえて、バランスのとれた見方ができるようになります」

    大段:「クラブアップルですが、わたしは口に入れる以外では、お風呂に入れることも多いですよ」

    谷口:「いいですね。お風呂に入れる場合は、数滴、目安は12~15滴くらいですが、ご自身の感じる適量でOK。“何滴じゃないと!”って、あまり神経質に考えず、気楽に使ってほしいですね」

    画像: クラブアップルの花。「写真で見るとわかるように、クラブアップルなどのバラ科の花は、5枚の花びらを持つ星型をしています。星型の五角形は、自然界の調和を象徴するかたちとも言われています」(谷口さん)

    クラブアップルの花。「写真で見るとわかるように、クラブアップルなどのバラ科の花は、5枚の花びらを持つ星型をしています。星型の五角形は、自然界の調和を象徴するかたちとも言われています」(谷口さん)

    変化のときを守る「ウォールナット」

    谷口:「次は、コロナ以降からずっと重要だなと思っている、“ウォールナット”というフラワーエッセンスです」

    大段:「くるみですか?」

    谷口:「そうです! これはくるみの花の雌花からつくられるエッセンスで、変化の時に自分を守る、防御になるもの。とくに思考面に働きかけてくれます」

    井尾:「たしかに、いま、みんなに必要そうですね~!」

    谷口:「いまは社会全体が変わっていく、大変革期といえますよね。今後、経済状態はどうなるんだろうとか、社会全体の構造はどうなっていくんだろうっていう。そういう大切な変化の波に乗って行こうとするときに、とっても大事なエッセンスなんです」

    画像: ウォールナット/バッチ フラワーレメディ ¥2,800(税込) 「変化のタイミングにいると感じ、これまでのやり方やとらえ方を変える必要性を感じるときに、新しい自分へと変化していく後押しとなるフラワーエッセンスです」(谷口さん)

    ウォールナット/バッチ フラワーレメディ ¥2,800(税込)
    「変化のタイミングにいると感じ、これまでのやり方やとらえ方を変える必要性を感じるときに、新しい自分へと変化していく後押しとなるフラワーエッセンスです」(谷口さん)

     

    谷口:「私たちが変わろうとするとき、過去とのせめぎ合いってありますよね」

    ふたり:「あるある!」

    谷口:「これまでのパターンや過去のしがらみを手放して変わっていこうとすると、“えー、あなたはそうじゃなかったでしょ”という周りの声とか、自分のくせが浮上して、なかなか変わることができない。そんなときに、古い習慣や固定概念といった殻を破って、新しい考え方を守って移行していく。人生の大きな一歩を踏み出すことを決意した人のためのエッセンスなんです」

    井尾:「なんと~!すごい!」

    大段:「ウォールナットの力は知らなかったです。ぜひ使いたいです」

    *フラワーエッセンスの具体的な取り方は、谷口さんの下記リンクを参照ください。
    http://spacehana.net/flower-essence/more/

    画像: 「バッチ博士によると、ウォールナットは前進する段階。乳歯の生えるときや思春期、移住や転職など、人生の変化、大きな決断をくだす助けとなるレメディです」写真は、谷口さんが翻訳をした書籍『バッチのフラワーレメディー 植物のかたちとはたらき』の中の、ウォールナットの解説ページ

    「バッチ博士によると、ウォールナットは前進する段階。乳歯の生えるときや思春期、移住や転職など、人生の変化、大きな決断をくだす助けとなるレメディです」写真は、谷口さんが翻訳をした書籍『バッチのフラワーレメディー 植物のかたちとはたらき』の中の、ウォールナットの解説ページ

    (本の購入先はこちら)
    http://fremedy.main.jp/
     

    大段:「くるみの実は、脳のような形をしていますね」

    井尾:「ホントですね」

    谷口:「はい。くるみの実は固い殻に入っています。人間の脳は考える部位なので、私たちの思考が丈夫な殻に守られている様子と似ています」

    ふたり:「ほほぉ……」

    知れば知るほど、フラワーエッセンスがもつ深い叡智に興味津々のわたしたち。

    次回も引き続き、いまの時代に必要なフラワーエッセンスをご紹介していきます!

    お楽しみに!

     

    ◇ ◇ ◇

    谷口 みよ子(たにぐち・みよこ)
    花療法家、講師、翻訳者。フラワーエッセンスの個人セッションや講座などを行う「スペースハナ」を主宰。冊子の編集、ワークショップや英国ツアーの企画・運営など、幅広くフラワーエッセンスの仕事に携わる。訳書に『エドワード・バッチ著作集』(ジュリアン・バーナード編、BAB出版)『バッチのフラワーレメディー 植物のかたちとはたらき』(ジュリアン・バーナード著、英国フラワーレメディー・プログラム)がある。
    個人セッションなどの詳細は、http://spacehana.net/



    大段まちこ(おおだん・まちこ)
    フォトグラファー。かわいいもの、雑貨、ファッションなどをテーマに女性誌やライフスタイル誌で活躍。共著に『花と料理』(リトル・モア)などがある。
    http://odanmachiko.com/

    井尾淳子(いお・じゅんこ)
    フリーライター&編集。子育て雑誌の編集経験を経て、現在は書籍、Webコンテンツなどの編集、執筆を中心に活動。



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