なすのスパイス炒めのつくり方
なすをおいしく食べられる簡単なスパイス炒めです。
南インドのお料理ですが、なすにしっかりした味がつきますのでお弁当やお惣菜として活躍すると思います。
なすは種類により色々な大きさがありますが、一般的な千両ナス、またはコロッと短めのなすを選ぶと、よりおいしくつくれます。
できあがり
使うスパイス
材料(3人分) *は、あれば入れてください
● なす(中) | 3個 |
● 植物油 | 大さじ2 |
* 乾燥赤とうがらし | 1本(半分にちぎる) |
* ヒング | 小さじ1/4 |
* ウラドダル(皮むき割り) | 小さじ1/2 |
* メティシード | 小さじ1/8 |
● マスタードシード | 小さじ1/2 |
* カレーリーフ生 | 1枝分 |
● 塩 | 小さじ1/2~好みの量 |
● A | |
・コリアンダーパウダー | 小さじ1/2山盛り |
・チリパウダー | 小さじ1/4 |
・白ごま | 小さじ2 |
なすの切り方
あまり難しく考える必要はありませんが、スパイスを絡めやすくするために、なすは縦半分に切った後、横半分に切り、太い側は縦に5~6等分に、細い側は4等分にするとおいしく仕上がります。
あく抜きのために、水につけておくとよいです。
つくり方
1 深型フライパンに油、乾燥赤とうがらし、ヒング、ウラドダル 、メティシード(いずれもあれば)を入れ弱めの中火で温める。
◇ from マバニ ◇
乾燥赤唐辛子はなくてもよいのですが、入れると風味が増してより美味しくなります。その反面、辛味も加わりますのでお好みで入れてください。赤唐辛子を入れない場合にマスタードシードを加えるタイミングは、メティシードが軽く色づき始めたら、マスタードシードを加えてください。
2 赤とうがらしが膨らみ始めたら、マスタードシードも加える。カレーリーフがあれば、マスタードシードが弾け始めたらすぐに加える。
3 マスタードシードの弾ける音が静まったら、なすと塩を加え弱めの中火で混ぜながら炒める。
4 なすに十分油が絡まったら、Aを加え混ぜ、大さじ1程度の水(分量外)も加え、蓋をして油とパウダースパイスが馴染むまで、ときどき混ぜながら弱めの中火で加熱する。
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〈料理/マバニ・マサコ 撮影/林 紘輝〉
マバニ・マサコ
インド料理・スパイス料理研究家。嫁ぎ先で継承されてきたインドのアーユルヴェーダ的考えを取り入れながら、素朴なスパイス使いと癒される味を日本の家庭に紹介している。著書に『いちから始めるインドカレー』(柴田書店)ほか。新著製作中。Instagramでは日々の料理をUP。
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