• “伝説の家政婦”・志麻さんは、忙しく仕事をこなしながら現在2人の息子さんの子育て中。そんな暮らしの中でたどり着いたのは「簡単でおいしい」レシピ。自家製ホワイトソースのやさしい味で、体がホッコリ温まる、志麻さんお薦めの「かぼちゃグラタン」を教えていただきました。

    カボチャグラタンのつくり方

    材料(4人分)

    ● かぼちゃ(1.5cm厚さのスライス)5~6枚
    ● むきえぴ(冷凍)280g
    ● サラダ油大さじ1
    ● 玉ねぎ(みじん切り)1/2個
    ● 塩・こしょう各少々
    ● ホワイトソース400g
    ● ピザ用チーズ50g
    [ひとり分264kcal]

    ※ホワイトソースのつくり方は記事の最後で説明しています。

    つくり方

     かぼちゃはそれぞれ3~4等分に切って耐熱容器に入れ、ふんわりとラップをして電子レンジ(600W)で2~3分加熱する。えびは冷蔵庫で自然解凍し、水気をペーパータオルで拭く。

     フライパンにサラダ油を中火で熱し、のえびと玉ねぎを炒めて、塩、こしょうをふる。

     にホワイトソースの半量、のかぼちゃを加えて混ぜ、グラタン皿に入れる。

     に残りのホワイトソースをかけ、チーズを全体に散らして230℃のオーブンで15分ほど焼く。


    ホワイトソースのつくり方

    自家製のホワイトソースを使えば、やさしい味の「かぼちゃグラタン」を楽しめます。

    志麻さんのホワイトソースは、
    バター1:小麦粉1:牛乳10が基本です。

    最初に牛乳を入れたタイミングで粉っぽさがなくなるまでしっかり混ぜます。ここで焦ってしまうとダマになるのでご注意ください。

    よりとろみをつけたいときは小麦粉をたしたり、牛乳を減らしたりしてください。バターを増やすとリッチな味わいになります。ラップで包み、冷凍庫で1カ月保存できます。

    材料(つくりやすい分量)

    ● バター、小麦粉各100g
    ● 牛乳5カップ
    [全量1,816kcal]

    つくり方

     鍋にバターを入れ、中火にかける。バターが溶けたら、小麦粉を加えて泡立て器で混ぜる。

    画像1: つくり方

     に牛乳の1/4量を注ぎ、粘りとつやが出るまで練り混ぜる。粉っぽさが完全になくなったら、残りの牛乳を3回に分けて加え、その都度練り混ぜる。

    画像2: つくり方

     とろみがついたら完成。

    画像3: つくり方

    画像4: つくり方

    タサン志麻
    老舗フレンチレストランなどで15年勤務したのち、「より自由でおおらかなフランスの家庭料理のエッセンスを伝えたい」と家政婦に転身。2015年よりフリーランスの家政婦として独立。訪問先の家族構成や好みに応じた料理が話題を呼び、「予約の取れない家政婦」としてメディアで注目される。現在は、料理教室やレシピ監修、開発など多方面で活躍中。
    最新の著書『志麻さんのベストおかず』(扶桑社)も好評発売中。


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