• “伝説の家政婦”・志麻さんは、忙しく仕事をこなしながら現在2人の息子さんの子育て中。そんな暮らしの中でたどり着いたのは「簡単でおいしい」レシピ。お財布にやさしい材料だけど、まるで生クリームが入っているかのような、コクの深い味わいが魅力の「鶏のミルク煮」を教えていただきました。

    鶏のミルク煮のつくり方

    野菜は大きめに切ると溶けずに食べごたえが出ます。

    ブルーマニエのバターは体温で溶けるので、常温に戻しておく必要はありません。

    ブルーマニエは1:1の分量でバターと小麦粉を手でこねてつくります。ルウを使うよりもお手軽で本格的な味わいになります。

    材料(4人分)

    ● 鶏もも肉(ひとくち大に切る)1枚
    ● 塩・こしょう各少し
    ● 玉ねぎ(大きめのひとくち大に切る)1個
    ● にんじん(大きめのひとくち大に切る)1本
    ● じゃがいも (大きめのひとくち大に切る)2個
    ● 水約3カップ
    ● 固形コンソメスープの素2個
    ● バター、小麦粉各30g
    ● 牛乳1カップ
    ● インゲン(あれば、2等分に切りゆでる)適量
    [ひとり分328kcal]

    つくり方

     鶏肉は塩、こしょうをし、鍋に玉ねぎ、にんじん、じゃがいもと入れる。ひたひたの水と固形コンソメスープの素を加えてふたをして中火で煮る。

    画像1: つくり方

     ボウルにバターと小麦粉を入れ、手で練る。粉気がなくなって、ひとまとまりになったらブルーマニエの完成。

     の鶏肉に火が通ったら牛乳を加え、お玉1杯分の煮汁をに加えてブルーマニエを溶かす。

    画像2: つくり方

     に戻し入れてとろみをつける。煮立ったら火を止め、器に盛っていんげんを載せる。


    画像3: つくり方

    タサン志麻
    老舗フレンチレストランなどで15年勤務したのち、「より自由でおおらかなフランスの家庭料理のエッセンスを伝えたい」と家政婦に転身。2015年よりフリーランスの家政婦として独立。訪問先の家族構成や好みに応じた料理が話題を呼び、「予約の取れない家政婦」としてメディアで注目される。現在は、料理教室やレシピ監修、開発など多方面で活躍中。
    最新の著書『志麻さんのベストおかず』(扶桑社)も好評発売中。


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