じゃがいものスパイス焼き(アルーティキ)のつくり方
日本ではお焼きや、いも餅などがありますが、このスパイシーケーキも同じようにインドの家庭でよく作られるお母さんの味です。
なめらかになるまで十分に潰したじゃがいもに、スパイスや香り野菜を加え焼いて仕上げます。
私はこれを初めて食べた時、こんな優しい味のインド料理もあるのだ と感心しました。
お弁当や人が集まる時の1品としてもお薦めです。
このままでも美味しく召し上がれますが、ケチャップやグリーンチャッネなどを添えるとご馳走感が加わりますよ。
できあがり
使うスパイスなど
材料(7個分)
● じゃがいも | 中 2個 |
● 植物油 | 大さじ1 |
● マスタードシード | 小さじ1/2 |
● クミンシード | 小さじ1/2 |
● A | |
・ターメリック | 小さじ1/4 |
・コリアンダーパウダー | 小さじ1 |
・チャットマサラ(*) | 小さじ1/2 |
・レモン果汁 | 小さじ1.5 |
・青唐辛子(生/種を除きみじん切り) | 2本 |
・生姜(みじん切り) | 大さじ1強 |
・香菜(みじん切り) | 大さじ3 |
・塩 | 小さじ1 |
*チャットマサラがない場合には、入れなくても大丈夫です。
つくり方
1 〈マッシュポテトをつくる〉じゃがいもを茹で、皮を剥いてボールに入れ、マッシャーで潰してマッシュポテトをつくる。
上手に作るために:
じゃがいもがホクホクした乾いたタイプの時には、牛乳大さじ1(分量外)を加えて混ぜると、成型しやすくなる。
2 小さめのフライパンまたは鍋に油を入れ弱めの中火で温め、マスタードシードを加える。
3 マスタードシードが弾けたらクミンシードも加え、マスタードシードの音が収まったら火からおろし油ごとマッシュポテトに加え、よく混ぜる。
4 続けてAの材料を順に混ぜながら加えていく。
5 塩加減を見てから、4のじゃがいもを7等分に分け、丸めてから手のひらで成型し、油大さじ2(分量外)を熱したフライパンで表面がきつね色になるまで焼く。
上手に作るために:
• 成型したじゃがいもを焼く時には、弱めの中火で十分にフライパンを熱してからじゃがいもをのせる。
• じゃがいもを裏返す時には、フォークを使って持ち上げるようにすると、焼き目の部分が剥がれずに上手に裏返せます。
Copyright © Masako Mavani All Rights Reserved.
〈料理/マバニ・マサコ 撮影/林 紘輝〉
マバニ・マサコ
インド料理・スパイス料理研究家。嫁ぎ先で継承されてきたインドのアーユルヴェーダ的考えを取り入れながら、素朴なスパイス使いと癒される味を日本の家庭に紹介している。著書に『いちから始めるインドカレー』(柴田書店)ほか。新著製作中。Instagramでは日々の料理をUP。
◇ ◇ ◇
オススメのスパイス屋さん
アンビカベジ&ヴィーガンショップ蔵前
〒111-0051
東京都台東区蔵前3-19-2 アンビカハウス 1F
営業時間:11:00~20:00
年中無休(年末年始を除く)
都営浅草線「蔵前駅」または、都営大江戸線「蔵前駅」より徒歩5分