(『天然生活』2018年1月号掲載)
献立用ノートをつくる
つくるものを迷わないために
以前は、「メイン献立は決まったけれど、副菜は?」と スマートフォンで副菜のレシピ検索をするものの、時間ばかりがたっていた、という三條さん。
そこで面倒な献立決めから解放されるべく考えたのが、主菜・主食のリストやレシピのヒントをノートにまとめること。
「ノートを見ることで、献立決めが楽になります」
主菜・主食、副菜別リスト
主菜と主食は、得意なレシピや家族が好きなものを中心にし、横軸に和・洋・中、縦軸に肉・魚・卵などの素材を記入。各枠にレシピ名を入れていく。
副菜は栄養バランスがとれるよう、主に野菜の色別に、赤・緑・黄と縦軸をとって、主菜と組み合わせて。
![画像: 主菜・主食、副菜別リスト](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783328/rc/2020/11/30/34c9a0a653a03d67fef37d5f2b79fdd6e5480939.jpg)
献立・レシピメモ
主菜と副菜の組み合わせを考えるのも面倒……というときは、いままで家族に人気があった献立を、そっくりそのままノートにまとめた「献立メモ」のとおりにつくると簡単。
また、よくつくるレシピは表にまとめておくと、スマートフォンで検索するよりスピーディ。
![画像: 献立・レシピメモ](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783328/rc/2020/11/30/dce61420b97dedfd2030d6cddbe7f83427a0705d.jpg)
献立を考えるヒント
三條さんの料理モチベーションを上げるヒント、まだまだあります。
レシピ本活用術
レシピ本を持っているのに、そのまま放置しておくのはもったいない! 週に何度かは、レシピ本を見ながら、新しいメニューに挑戦。
「つくったら、目次のメニュー名の横にシールを貼って、つくったことがあるかどうか、わかるようにしています」
![画像: レシピ本活用術](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783328/rc/2020/11/30/323265a26ece98bddbe3ffa9f37578671ef3dfc8.jpg)
レシピくじ
献立を考えるのが面倒だな、と思ったときに引くのが “レシピくじ” 。青い紙には夫の好きなもの、ピンクの紙には自分が好きなもの、グレーには副菜レシピなどと、色別に書いて。
「くじを引くことで、料理に遊びの要素が加わって楽しい気持ちになれるんです」
![画像: レシピくじ](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783328/rc/2020/11/30/3ba2153256ec8cc459b20026eca4ef91b0ca6d88.jpg)
ノートづくりに必要なもの
● A5サイズのバインダーとルーズリーフ
![画像1: 献立決めが断然ラクになる、献立用ノート術|家族が自然に手伝える「家事ノート術」](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783328/rc/2020/11/30/1655050e893fdbcbd11c5d1aaf456f286d8e0208.jpg)
● ペン(好みのもの)
![画像2: 献立決めが断然ラクになる、献立用ノート術|家族が自然に手伝える「家事ノート術」](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783328/rc/2020/11/30/7ccd2c0def0a6d0c82d9a425bfc399e63a968cc3.jpg)
● ゲージパンチ(紙に穴をあけて綴じられる)
![画像3: 献立決めが断然ラクになる、献立用ノート術|家族が自然に手伝える「家事ノート術」](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783328/rc/2020/11/30/1fc8452f21c3be756700a61ddfcb0598bb67f41d.jpg)
〈監修/三條凛花 取材・文/宇野津暢子 イラスト/にしごりるみ〉
三條凛花(さんじょう・りんか)
エッセイスト・整理収納アドバイザー。「わからない」をなくすことで、迷う・探す・調べる時間を貯めるアイディアを発信。著書は『時間が貯まる 魔法の家事ノート』(扶桑社)、『365日のとっておき家事』(三笠書房)など。
ブログ:http://365kaji.blog.jp/
インスタグラム:https://www.instagram.com/rinca_fukafuka/
※ 記事中の情報は『天然生活』本誌掲載時のものです