(『天然生活』2018年1月号掲載)
もの管理用ノートをつくる
持っているもの、好きなものを書き出す
あれはどこ? 買い足すものは何だっけ? ノートを使う以前、三條さんの 考え事の半分は、ものについてだった とか。
「ですが、わが家の定番品や、持っているもののサイズをリストにまとめたら、買い忘れも、間違って買うこともなくなりました。ルーズリーフは取り外せるので、必要な情報だけを持ち歩くこともできます」
キッチンの定番品リスト
キッチンの定番品リストは、調味料、食材、飲み物とカテゴリー別に記入。
商品名はもちろんのこと、どのスーパーで買うか、なければ何で代用するかまでメモしておくと、家族にお使いを頼むときも便利。
リストに沿って買い物をすることで、買い過ぎ防止にも。
消耗品の定番品リスト
消耗品の定番品リストをつくるときは、トイレ、キッチンなど、場所を横軸に。
縦軸には、だれのものか、いつどんなときに使うか、などを書き込んでいくと、記入漏れを防げる。
こちらも家族にわかりやすいよう、商品名、サイズ、香りの種類などまで書き込んで。
家具、家電リスト
現在、使っている家具や家電のサイズや品番をリストアップしておくと、別のものを買い足すときや、買い替えのときの参考になる。
そのほか、中に入れて使いたい収納用品を探すときにも、このリストを見れば、サイズが合わず使えないという失敗を避けられる。
衣類サイズリスト
自分の服や靴のサイズは把握しているけれど、家族――とくに夫の靴やシャツの首まわりサイズは何だっけ? という人も。
そこで、家族の衣類サイズリストをつくって。
リストの写真を携帯電話で撮っておけば、外出先でも、ネットの買い物にも即対応できる。
ノートづくりに必要なもの
● A5サイズのバインダーとルーズリーフ
● ペン(好みのもの)
● ゲージパンチ(紙に穴をあけて綴じられる)
〈監修/三條凛花 取材・文/宇野津暢子 イラスト/にしごりるみ〉
三條凛花(さんじょう・りんか)
エッセイスト・整理収納アドバイザー。「わからない」をなくすことで、迷う・探す・調べる時間を貯めるアイディアを発信。著書は『時間が貯まる 魔法の家事ノート』(扶桑社)、『365日のとっておき家事』(三笠書房)など。
ブログ:http://365kaji.blog.jp/
インスタグラム:https://www.instagram.com/rinca_fukafuka/
※ 記事中の情報は『天然生活』本誌掲載時のものです