• 家事ノートをつくれば、いまやるべきことが一目瞭然。家が片づき、時間に余裕ができ、家族みんなが自然に手伝えます。今回は、面倒な献立決めが、ネット検索より断然ラクになる「献立ノート」のつくり方を解説します。
    (『天然生活』2018年1月号掲載)

    献立用ノートをつくる

    つくるものを迷わないために

    以前は、「メイン献立は決まったけれど、副菜は?」と スマートフォンで副菜のレシピ検索をするものの、時間ばかりがたっていた、という三條さん。

    そこで面倒な献立決めから解放されるべく考えたのが、主菜・主食のリストやレシピのヒントをノートにまとめること。

    「ノートを見ることで、献立決めが楽になります」

    主菜・主食、副菜別リスト

    主菜と主食は、得意なレシピや家族が好きなものを中心にし、横軸に和・洋・中、縦軸に肉・魚・卵などの素材を記入。各枠にレシピ名を入れていく。

    副菜は栄養バランスがとれるよう、主に野菜の色別に、赤・緑・黄と縦軸をとって、主菜と組み合わせて。

    画像: 主菜・主食、副菜別リスト

    献立・レシピメモ

    主菜と副菜の組み合わせを考えるのも面倒……というときは、いままで家族に人気があった献立を、そっくりそのままノートにまとめた「献立メモ」のとおりにつくると簡単。

    また、よくつくるレシピは表にまとめておくと、スマートフォンで検索するよりスピーディ。

    画像: 献立・レシピメモ

    献立を考えるヒント

    三條さんの料理モチベーションを上げるヒント、まだまだあります。

    レシピ本活用術

    レシピ本を持っているのに、そのまま放置しておくのはもったいない! 週に何度かは、レシピ本を見ながら、新しいメニューに挑戦。

    「つくったら、目次のメニュー名の横にシールを貼って、つくったことがあるかどうか、わかるようにしています」

    画像: レシピ本活用術

    レシピくじ

    献立を考えるのが面倒だな、と思ったときに引くのが “レシピくじ” 。青い紙には夫の好きなもの、ピンクの紙には自分が好きなもの、グレーには副菜レシピなどと、色別に書いて。

    「くじを引くことで、料理に遊びの要素が加わって楽しい気持ちになれるんです」

    画像: レシピくじ

    ノートづくりに必要なもの

    ● A5サイズのバインダーとルーズリーフ

    画像1: 献立決めが断然ラクになる、献立用ノート術|家族が自然に手伝える「家事ノート術」

    ● ペン(好みのもの)

    画像2: 献立決めが断然ラクになる、献立用ノート術|家族が自然に手伝える「家事ノート術」

    ● ゲージパンチ(紙に穴をあけて綴じられる)

    画像3: 献立決めが断然ラクになる、献立用ノート術|家族が自然に手伝える「家事ノート術」



    〈監修/三條凛花 取材・文/宇野津暢子 イラスト/にしごりるみ〉

    三條凛花(さんじょう・りんか)
    エッセイスト・整理収納アドバイザー。「わからない」をなくすことで、迷う・探す・調べる時間を貯めるアイディアを発信。著書は『時間が貯まる 魔法の家事ノート』(扶桑社)、『365日のとっておき家事』(三笠書房)など。
    ブログ:http://365kaji.blog.jp/
    インスタグラム:https://www.instagram.com/rinca_fukafuka/

    ※ 記事中の情報は『天然生活』本誌掲載時のものです



    This article is a sponsored article by
    ''.