• 本格的なスパイスを使って元気な体をつくりませんか。マバニ・マサコさんに、トマトをたっぷり使った 「チャナマサラ(ヒヨコマメのカレー)」 のつくり方を教えていただきます。

    チャナマサラ(ヒヨコマメのカレー)のつくり方

    画像: チャナマサラ(ヒヨコマメのカレー)のつくり方

    ヒヨコ豆のカレーは色々な種類のものがありますが、これはトマトをたっぷり使った、爽やかな味の仕上がりです。

    美味しく作るコツは、その日に使うトマトがどんなトマトか知ること。味見してみると、酸味が強いもの、味の濃いもの薄いもの、と意外にトマトの味は多様です。

    それにより甘みが強めの玉ねぎを使ったり、トマトペーストの分量を少しずつ加えたりしながらバランスを整えることが美味しさにつながります。

    材料(つくりやすい分量)

    ● ヒヨコマメ(水煮缶、または乾燥豆を煮たもの*)
    画像1: 材料(つくりやすい分量)
    ● 赤玉ネギ中1/2個
    ● 生姜・ニンニク(みじん切り)各大さじ1
    ● 青唐辛子(スリットを入れる)2本
    ● トマト(みじん切り)中2個
    ● 植物油大さじ1
    ● カシアバーク(又はシナモン)1cm角1個
    ● クローブ1個
    ● マスタードシード小さじ1/2
    ● クミンシード小さじ1/2
    ● ヒング小さじ1/8
    ● チリパウダー小さじ1/2強
    画像2: 材料(つくりやすい分量)
    ● A
    ・コリアンダーパウダー小さじ1
    ・ターメリック小さじ1/4
    画像3: 材料(つくりやすい分量)
    ● トマトペースト小さじ1/2~小さじ1
    ● B
    ・香菜(みじん切り)大さじ3
    ・塩小さじ1/2強~好みの量
    ・チャットマサラ小さじ1/4
    ・ガラムマサラ小さじ1/4
    画像4: 材料(つくりやすい分量)

    * 乾燥豆を使う場合の準備:

     豆をザルに入れ流水で洗ってから大きめのボールに入れ水600ml(分量外)を加え8時間ほどつけおく。

     鍋に豆をつけおいた水ごと入れ、指先で簡単に潰れるくらいまで柔らかく煮る。煮汁も使うので取っておく。圧力鍋を使っても良い。

    つくり方

     厚手の鍋に油、カシアバーク 、クローブを入れ弱めの中火で温め、マスタードシードを加える。

    画像1: つくり方
    画像2: つくり方

     マスタードシードがはじけ始めたら、クミンシード・ヒングを加え、音が静まったら、玉ネギを加え混ぜながら加熱する。

    画像: マスターシードがはねないように、ネットをかぶせるとよい

    マスターシードがはねないように、ネットをかぶせるとよい

    画像3: つくり方

     玉ネギの角が茶色くなったら、生姜・ニンニク・青唐辛子を加え弱めの中火で加熱する。

    画像4: つくり方
    画像5: つくり方
    画像6: つくり方
    画像7: つくり方

     ニンニクの香りがしてきたら火を止め、チリパウダー を加え混ぜながら油となじませる。

    画像8: つくり方

     トマトも加え火を弱めの中火に戻し、トマトがペースト状になったら、Aを加え混ぜながら30秒ほど加熱し、ヒヨコマメ、ヒヨコマメの煮汁100ml*、トマトペーストも加え、蓋をして弱火で加熱する。

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    画像10: つくり方
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    画像14: つくり方

    * 缶のヒヨコ豆を使う場合には、缶詰の汁を入れる。100mlに満たない場合には缶詰の汁に水を足して100mlにする。

    画像15: つくり方

     豆がホロホロに柔らかくなったらBも加え蓋をして弱火で3分ほど軽いとろみが出るまで加熱する。

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    画像18: つくり方
     

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    〈料理/マバニ・マサコ 撮影/林 紘輝〉

    画像19: つくり方

    マバニ・マサコ
    インド料理・スパイス料理研究家。嫁ぎ先で継承されてきたインドのアーユルヴェーダ的考えを取り入れながら、素朴なスパイス使いと癒される味を日本の家庭に紹介している。著書に『いちから始めるインドカレー』(柴田書店)ほか。新著製作中。Instagramでは日々の料理をUP。

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