(『天然生活』2018年1月号掲載)
教えてくれた人
ヒバリ舎 内山ミエ(うちやま・みえ)さん
整理収納アドバイザー1級、ライフオーガナイザー1級を保有。機能性だけでなく見た目が美しい&楽しい収納を提案する。著書に『「めんどうくさい」がなくなる部屋づくり』(SBクリエイティブ)など。
http://hibarisha.com/
ヒバリ舎の家から学ぶ、収納の工夫
都内のマンションに夫と娘と3人で暮らしている内山さん。
自宅も、自身が日頃から提案しているアイデアが満載です。便利、かつ見た目も素敵な工夫の数々を見せてもらいました。
Idea 1 洗濯した衣類はたたまずにしまう
たたむのが苦手な夫でも片づけられるよう、衣類は吊るす収納を多くしている。同時に、引き出しの前面に白い紙を貼って乱雑さを隠す工夫も。
Idea 2 使い捨て掃除グッズを部屋のあちこちに
フローリングワイパーのシートを、部屋の数カ所に置き、気づいたときにさっと取って掃除。かわいい容器に入れておけば、生活感も出ない。
Idea 3 捜す・戻すの作業から考える手間を省く
リビングのチェストの引き出しの中は黒いフェルトと仕切りを使用。文具や爪切りなどをすぐに捜し出せ、戻し位置も迷わないように配置している。
Idea 4 メイク用品一式はバッグごと移動
メイク用品は、持ち手が付いた浅いバッグにまとめて入れている。洗面所の棚に置いておき、使うときは、バッグごと取り出せばよいので便利。
Idea 5 洗濯物は、取り出したその場で、ハンガーに
無印良品のハンガーと大木製作所のピンチハンガーは、見た目がいいので洗濯機の上に出したまま。洗濯が終わった衣類を、その場でかけられる。
Idea 6 玄関の有孔ボードには、鍵やはさみをひっかけて
DIYで取り付けた有孔ボードには、家族分の鍵をかけるフックが。これだと鍵同士が絡まらない。出がけに意外と必要になるはさみも吊るして。
〈撮影/柳原久子(https://water-fish.co.jp/) 取材・文/嶌 陽子 イラスト/はまだなぎさ〉