春の訪れを感じられる野菜「独活(うど)」ほろ苦い風味と、シャキシャキした食感が特徴です。穂先や皮も食べられるので、捨てるところがありません。料理家の松田美智子さんにうどの梅干し出し浸しのつくり方を教えていただきました。
うどの梅干し出し浸しのつくり方
![画像: うどの梅干し出し浸しのつくり方](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783328/rc/2021/04/06/9df16e6ea720d4ed831cec5c853262f14117ff37.jpg)
グリルしたうどに、梅干しのだしがよく合います。
ほっくりした食感と、さわやかな風味が味わえます。
材料(つくりやすい分量)
● 山うど | 1本 |
● オリーブオイル | 大さじ2 |
● A | |
・だし | 1カップ |
・梅干し | 1個(果肉を叩く、種も使う) |
・薄口しょうゆ | 大さじ1 |
つくり方
1 うどは、皮ごとよく洗い、軸下を除く。皮をむき、7cm長さ、1.5cmの角棒状に切る。
![画像1: つくり方](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783328/rc/2021/04/06/88ffe32ce2e89f08daba10fd5e7fdaae7a4b2e6f.jpg)
2 切りそろえた1のうどに、オリーブオイルをからめ、高温に予熱したグリルやオーブンで、5分焼く。
![画像2: つくり方](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783328/rc/2021/04/07/fbc9e11e8b4b27f61deb2596156cfc4b4b2256a4.jpg)
3 小鍋にAを合わせさっと煮立てる。バットに焼き立てのうどを並べ、Aを回しかけ、1時間おいていただく。
![画像3: つくり方](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783328/rc/2021/04/06/5f5b9fc3f71fbf2678a823c8e6d03d7daa83f277.jpg)
〈料理/松田美智子 撮影/山田 耕司〉
![画像4: つくり方](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783328/rc/2021/04/06/0de6c0ffe15f656cf3ad0f6dc8f6e1b414b1cf5d.jpg)
松田美智子(まつだ・みちこ)
日本料理をベースにした家庭料理の教室を1993年より主宰。鎌倉で育った子ども時代から身近だった保存食づくりを基本に、いまの時代に無理なく楽しめる季節の仕事を提案。著書に『丁寧なのに簡単な季節のごはん』(小学館) amazonで見る など。
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