釜で塩ゆでしたイワシの稚魚「しらす」。年中食べられるしらすですが、一番おいしい時期は春だそうです。料理家の松田美智子さんにしらすトーストのつくり方を教えていただきました。
釜揚げしらす
釜揚げしらすは、釜で塩ゆでしたイワシの稚魚です。
冷蔵・冷凍保存するときは、おいしさを保つために、空気を遮断して真空状態で保存しましょう。
年中食べられるしらすですが、漁師さん曰く一番おいしい時期は春だそうです。
そんな春の魚「しらす」は、カルシウムはもとより、ビタミンD、肌のハリに必要なエラスチン、髪の毛のつやに効果のあるメチオニンが含まれるのでバランスがよく、常時する食材としておすすめです。
しらすトーストのつくり方
しらすをたっぷり乗せた贅沢なトースト。
オーブンで香ばしく焼き上げて。
材料(1枚分)
● A | |
・しらす | 約1/4カップ |
・(好みで)オリーブオイル | 大さじ1と1/2 |
・こしょう | 少々 |
● トーストパン | 1枚 |
● パルメザンチーズ | 大さじ1 |
つくり方
トーストパンにバターを塗り、合わせたAをたっぷりのせてパルメザンチーズを振り、200℃に温めたオーブンで香ばしく焼く。
〈料理/松田美智子 撮影/山田 耕司〉
松田美智子(まつだ・みちこ)
日本料理をベースにした家庭料理の教室を1993年より主宰。鎌倉で育った子ども時代から身近だった保存食づくりを基本に、いまの時代に無理なく楽しめる季節の仕事を提案。著書に『丁寧なのに簡単な季節のごはん』(小学館) amazonで見る など。
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