マバニ家の「ジャガイモと香味野菜のコロッケボール(バタタワダ)」のつくり方
マッシュポテトにスパイスや香味野菜を加えて揚げたスナックです。
日本のコロッケはパン粉で仕上げますが、これはヒヨコ豆の粉(ベサン粉)を衣にしたもので仕上げます。ヒヨコ豆の粉の香ばしさに、香味野菜の爽やかな味が加わり、どなたにも食べやすい味です。
冷めても美味しく召し上がれるので。お弁当やピクニック、ちょっとしたおもてなし料理としてもお使いください。
材料
● ジャガイモ(茹でてから皮を剥き大きく切る) | 中2個 |
● 植物油 | 大さじ1 |
● マスタードシード | 小さじ1/2 |
● クミンシード | 小さじ1/4強 |
● A | |
・香菜(みじん切り) | 大さじ3強 |
・青唐辛子(種を除きみじん切り) | 1〜3本 |
・生姜(みじん切り) | 大さじ1 |
・コリアンダーパウダー | 小さじ1山盛り |
・チリパウダー | 小さじ1/2 |
・レモン果汁 | 小さじ2 |
・塩 | 小さじ1〜好みの量 |
● B | |
・ベサン粉(ひよこ豆の粉) | 3/4カップ |
・米粉 | 1/4カップ |
・ターメリック | 小さじ1/2 |
● 炭酸水 | 大さじ4程度 |
● 油(揚げ物用として) | 適量 |
準備(粉)
ボウルにBを入れ混ぜておく。
つくり方
1 大きめのボウルにジャガイモを入れ、マッシャーで潰してマッシュポテトのようにする。
2 フライパンに油を入れ弱めの中火で温め、マスタードシードを加える。
3 マスタードシードが弾け始めたら、すぐにクミンシードも加える。
4 マスタードシードの音が静まったら、1のジャガイモに加え混ぜる。
5 続けてAも加えてよく混ぜ、直径4cmほどの球に丸める。
6 準備した粉に炭酸水を加え、混ぜて衣を作る。
7 衣を3のジャガイモに絡ませ、180度に熱した油で揚げる。
もっと美味しくするために:
揚げたてでも冷めてからも美味しく召し上がれますが、お好みでコリアンダーチャッネを添えると、より美味しく召し上がれます。
時間のない時には:
ホールスパイス(作り方2、3、4)を除いてAだけ加えても、美味しく召し上がれます。
ヒヨコ豆の粉がない時には:
インド料理の本筋とは外れますが、ここでご紹介した衣の代わりに、一般的なコロッケのように、パン粉で仕上げても美味しく召し上がれます。
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〈料理/マバニ・マサコ 撮影/林 紘輝〉
マバニ・マサコ
インド料理・スパイス料理研究家。嫁ぎ先で継承されてきたインドのアーユルヴェーダ的考えを取り入れながら、素朴なスパイス使いと癒される味を日本の家庭に紹介している。著書に『いちから始めるインドカレー』(柴田書店)ほか。新著製作中。Instagramでは日々の料理をUP。
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