• これまでの価値観が崩れ、正解がわからない、いま。「自分自身とつながる方法は、じつはいろいろあるんです」というのは、大阪・高石市で、アカシック・リーディングやドローイング教室、ジュエリー制作活動を行う、花里由音香さん。今回は、「デカルコマニー」という絵画の技法で、自分の内面を探ります。

    **********
    「おまもり」の語源は“見守る”だそうです。私が私らしく、居心地よく生きるための「おまもり」を分けていただきに、大段まちこ(フォトグラファー)&井尾淳子(フリー編集者)の二人が、心とからだを整える魔法使いのような人々を訪ねます。

    おまもりルームより
    ふっくらとした愛を込めて。

    画像: おまもりルーム | 心とからだを整える。
第21回 「私」とつながる“ドローイング”デカルコマニーで癒やされ体験
大段まちこ×井尾淳子

    お絵描きタイム、スタート!

    アカシック・レコードにアクセスするリーディング活動のほか、絵画教室の先生でもある花里さんを訪ねている、私たち。

    今回は、私たちが体験した「デカルコマニー」という絵画の技法(くわしくは第20回参照)をご紹介しながら、3人のおしゃべりをお届けしますね!

    ******

    花里:では、井尾さんから始めましょうか。

    大段:そうですね! デカルコマニーのプロセスを、写真に撮っていきたいと思います~。

    井尾:はーい(大段さんの作品は、私のプロセスのあとにご紹介します)。

    花里:半分に折った画用紙の片側に、好きな絵の具をどんどん置いていってください。

    井尾:わかりました! では以下、私の実況中継でお楽しみください!

    画像: 「今日の気分、インスピレーションで、好きな色を選ぶ作業が楽しい! 筆も要らないので、“うまく描けるかな…”など、考えなくていいですね~」

    「今日の気分、インスピレーションで、好きな色を選ぶ作業が楽しい! 筆も要らないので、“うまく描けるかな…”など、考えなくていいですね~」

    画像: 「青の部分に、少しだけ水を垂らして、滲ませてみたいと思いました」

    「青の部分に、少しだけ水を垂らして、滲ませてみたいと思いました」

    画像: 「終わったら、紙をパタン! と閉じて、絵の具が広がるように圧をかけていきます」

    「終わったら、紙をパタン! と閉じて、絵の具が広がるように圧をかけていきます」

    画像: 「さて、どんな感じになったかな」そーっと開いてみます。ドキドキ……

    「さて、どんな感じになったかな」そーっと開いてみます。ドキドキ……

    画像: ドキドキ……

    ドキドキ……

    画像: じゃん! 「できました!」

    じゃん! 「できました!」

    一同:おお~!!

    こちらは、大段さんのビフォーアフターです!

    Before

    画像: Before

    After

    画像: After

    頭で考えない時間は、「自分へのご褒美」

    一同:出来ましたね~!!!!

    花里:お二人とも、色も模様も、まったく違うものになりましたね! 井尾さんの作品はダイナミックだし、大段さんの作品は繊細でまとまっている感じ。内面が出ている気がしますよ。

    井尾:以前、フラワーブーケづくりの体験取材をふたりでしたことがあるんですけど。そのときとまったく同じです(笑)。私はワイルドで、大段さんは繊細な感じに仕上がったんですよね~。

    大段:そうでした(笑)。

    花里:井尾さんの作品は、中央が心臓部分みたいにも見えますね。

    大段:本当。

    井尾:海と太陽のイメージだったんですけど、開いてみたら、太陽がたくさん出来ていて、びっくりしました(笑)。

    花里:大段さんの作品は、かわいい小動物が遊んでいるようです。少女の頃、「かわいい」と純粋に思ったトキメキが蘇るような世界に見えますね。

    大段:気持ちよかったです。こういう、何も考えずに何かを作る時間を、意外と持とうとしていなかったことに気づきました。美味しいものを食べたり、好きな動画配信を観たりするように、こういう時間を自分へのご褒美にしたいです。

    井尾:わかります。目の前のことに追われて後回しにしがちですけど、大事なんだなーと思いました。

    画像: 頭で考えない時間は、「自分へのご褒美」

    私たちのアカシック・リーディング(おまけ)

    ふたり:あー、楽しかった!

    花里:よかったです。では最後になりますが、ちょっとだけ、お二人のアカシックレコード(宇宙のすべてが記録されている概念のこと。くわしくは、第19回を参照ください!)にアクセスさせていただいたので、それについてお話させてもらっていいですか?

    ふたり:ぜひ! 教えてください!(前のめり)

    花里:はい(笑)。まず、私がアクセスした時に、「いばらの道が大好きなふたりだった」というイメージが伝わってきました。

    ふたり:えーーーーー!(爆笑)

    花里:思い当たる節がありますか?(笑)。いばらの道があっても、「それでも進む!」という感じです。

    井尾:うーむ。あえて、自分の首を絞める傾向があることはものすごく自覚しているのですけど……。ということは、道のりはまだ険しいのでしょうか……(しょんぼり)。

    花里:いえいえ。そこで、「もうそろそろ、いばらの道を上から眺めるような感じに変えてもいいんですよ」というのがお伝えしたかったことです。

    大段:ほほー。上から眺める、とは?

    花里:このままでも十分楽しめるお二人ですが、もっと俯瞰して上から見れば、いばらの道は痛くないし、しんどくない。もっと自分をゆるめて、柔らかく生きていいですよ、ということです。努力して苦労してゲットすることも楽しかったけれど、ゲームのステージをもっと簡単に、楽ちんにしては?ということですね。

    ふたり:ありがとうございますー!!(涙)。

    井尾:なんだか心が軽くなりました。

    大段:本当ですね。

    花里:よかったです。ふわっと軽く、上に上がっていくイメージで、「私はこうなりたい」というイメージを、これからもどんどんご自分に聞いてみてくださいね。どの人もみんな、地球を楽しむために生きています。最後だけ、ちょっとスピリチュアル的なことを言わせていただきました(笑)。

    ………ということで、今回のテーマはおしまいです。

    みなさんもぜひ、自分自身をおまもりにできるよう、「私はどうしたいのか」を日々、自分に尋ねてみてくださいね。

    ではまた、新たなおまもりを見つけたら、シェアしていきたいと思います。お楽しみに!

    画像: 花里さんのリーディングでは、後日、そのときのメッセージのインスピレーションをドローイングにして送っていただくことができます。「写真は、私のリーディングイメージ。その内容は秘密ですが、ときどき眺めて、癒やされています」(井尾)

    花里さんのリーディングでは、後日、そのときのメッセージのインスピレーションをドローイングにして送っていただくことができます。「写真は、私のリーディングイメージ。その内容は秘密ですが、ときどき眺めて、癒やされています」(井尾)

     

    ◇ ◇ ◇

    花里由音香(はなさと・ゆねか) 
    大阪生まれ。京都精華大学美術学部 版画科卒業。中学美術教師として6年勤務したのち、ジュエリーの創作活動、展覧などで表現を始める。子育てをしながら創作活動を続ける中で、夫が難病を発症、わずか1年の闘病で逝去。大切なものを失ったことから、自分の内面を見つけるため、アカシック・リーディングをはじめとするスピリチュアリティの世界について学びはじめる。2019年に「アトリエ YAIRO」をオープン。アカシック・リーディングのほか、子どもと大人のためのお絵かき教室を主宰、ジュエリー制作と販売など、幅広く活動中。 
    リーディングやドローイング、ワークショップ、ジュエリー販売等の詳細は
    https://www.hanazatoyuneka.com



    大段まちこ(おおだん・まちこ)
    フォトグラファー。かわいいもの、雑貨、ファッションなどをテーマに女性誌やライフスタイル誌で活躍。共著に『花と料理』(リトル・モア)などがある。
    http://odanmachiko.com/

    井尾淳子(いお・じゅんこ)
    フリーライター&編集。子育て雑誌の編集経験を経て、現在は書籍、Webコンテンツなどの編集、執筆を中心に活動。



    This article is a sponsored article by
    ''.