50代、髪への投資は必要経費
ヘアケアについて度々質問を受けます。それはきっと髪型が似合っているということかな? といいように受け止めてうれしく思います。
わたしは20年間、美容院の浮気をしていません。一度も!
20年間お世話になっている美容院のオーナーさんは同世代の女性で、おひとりでシャンプーからカット、セットまですべての工程をやってくださいます。
つまり美容師さんひとり、お客さんもひとりの贅沢な美容院(=時間)なんです。
わたしの性格(笑)、わたしの髪質、似合うヘアースタイルをわたし以上にわかっていて、「今日はどうしますか?」なんてめんどうくさい会話だってしたことありません。「いつものね」と言った感じ。
月一だったペースも今は3週間に一度のペースでメンテナンス? してもらっていますが、まったく贅沢だとは思わない。だってわたし、エステも行ったことないしネイルもマツエクもなーんにもお金をかけていないもん!
年齢とともに加速する白髪事情。そして薄毛、パサつき……。
薄毛はどうにもならないかもだけど、白髪対策とパサつきはプロに任せればきちっと対策してくれます。信頼できるプロに任せましょう。これは自分への必要経費です。
ヘアケアのお気に入りあれこれ
わたしがヘアースタイルで大切にしていることは「清潔感」と「ツヤ」。
清潔感は仕事的にも重要で、きちっと結ぶかビシッとショートと決めている。ツヤはヘアースタイルを整えたら、最後にフェイスにもボディにも使えるオイルを手のひらでささっとつけて仕上げています。
髪の毛にツヤを与えるだけできちっと感が出て顔の表情も元気に見えます。
若い時は何もつけなくてもツヤツヤだったのにねぇ……。
よく白髪隠しのファンデーション? みたいなものを使ったりするみたいだけど、なんか嘘ついているような気分になっちゃうから(わたしの考えです)使いません。でもグレイヘアー用のスティック状のスタイリング剤は、顔まわりの白髪にちょこちょこと塗るのにおすすめ。
マスクだからと、おしゃれに手を抜かない
ちょっと話がそれちゃうけど。
長いマスク生活ではじめの頃は「マスクでどうせ見えないし…」「マスク汚れるし」とチークも口紅もつけずにいましたが、最近自分の気分のアップのためにチークと口紅(色付きリップとか)をちゃんとつけるようにしました。これはおすすめー♡
1日のテンションがまったく違います。
ヘアースタイルもマスクの下のメイクもどうせ誰も見てないしとか、歳のせいにはせずいつまでも楽しみたいなと思います。
で、わたしの今の密かな楽しみは秋に店を閉店した後に、今まで飲食という仕事柄がまんしていた「金髪」にすること。その作戦会議はすでに美容師さんと始まっている。ひひひ。
読んでくださってありがとー!
桜井かおり(さくらい・かおり)
「カフェロッタ」オーナー。大手損害保険会社のOLを経て、東京・代官山「クリスマスカンパニー」にアルバイトとして勤務。その後、系列店のテディベア専門店「CUDDLYBROWN」で店長を務める。2001年3月、東京・松陰神社前で「カフェロッタ」をオープン。心のこもった接客に、全国からお客様が足を運び、お客様から相談やお手紙をもらうことも多い。初の著書『カフェロッタのことと、わたしのこと』(旭屋出版)が好評発売中。
インスタグラム:@kaorilotta
カフェロッタ
住所:東京都世田谷区世田谷4-2-12
電話:03-3428-1126(営業は2021年9月末まで)