• 料理家の松田美智子さんに甘夏のゼリーのつくり方を教えていただきました。甘夏の甘酸っぱい後味が口いっぱいに広がる、さわやかなデザートです。

    甘夏のゼリーのつくり方

    画像: 甘夏のゼリーのつくり方

    搾りたての甘夏の果汁をたっぷり使ったゼリーは、疲れた日のごほうびにぴったり。

    カルピスとヨーグルトを加えてマイルドな口当たりに。

    材料(つくりやすい分量)

    画像: 材料(つくりやすい分量)
    ● 甘夏みかんの絞り汁300mL(約3個分)
    ● プレーンヨーグルト1/4カップ
    ● カルピス大さじ4
    ● 板ゼラチン5枚(7.5g)
    ● 甘夏みかんの果肉適宜

    つくり方

     板ゼラチンをたっぷりの水で20分戻しておく。小鍋に甘夏みかんの搾り汁を入れ、弱火で軽く温める。プレーンヨーグルトとカルピスを加え、さっと混ぜる。火を切り、水気を絞った板ゼラチンを加えて混ぜる。

    画像1: つくり方
    画像2: つくり方
    画像3: つくり方

     器に入れる。表面をなめらかに仕上げるために、表面の気泡は必ずのぞき、冷蔵庫で3時間冷やして固める。いただくときに、甘夏みかんの果肉をほぐしてあしらう。

    画像4: つくり方
    画像5: つくり方

    甘夏みかんのこと

    画像1: 甘夏みかんのこと

    「甘夏みかん」は、「夏みかん」の変異品種で、突然変異の一種の枝変わりとなる日本の古い柑橘です。夏みかんより酸味が少ないので、甘夏と呼ばれました。そして、夏みかんより早く色づき、食べやすいので、現在は甘夏の方が多く生産されています。

    昭和10年に大分県津久見市の川野豊さんによって発見されたことから、正式名称を「川野ナツダイダイ」(川野夏橙)といいます。


    〈料理/松田美智子 撮影/山田 耕司〉

    画像2: 甘夏みかんのこと

    松田美智子(まつだ・みちこ)
    日本料理をベースにした家庭料理の教室を1993年より主宰。鎌倉で育った子ども時代から身近だった保存食づくりを基本に、いまの時代に無理なく楽しめる季節の仕事を提案。著書に『丁寧なのに簡単な季節のごはん』(小学館) amazonで見る など。

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    『季節の仕事 (天然生活の本) 』(松田美智子・著)

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    (松田美智子・著/扶桑社刊)

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    『おすし』(松田美智子・著)

    『おすし』
    (松田美智子・著/文化出版局刊)

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